空を見る最強の目 Most Powerful Eye on the Sky

今回の記事は「空を見る最強の目」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

The Rubin Observatory is named after Vera C. Rubin (1928–2016), who was a great scientist and a strong example for women in astronomy.

ヴェラ・C・ルービン天文台の名前は、偉大な科学者であり、天文学における女性のロールモデルでもあるヴェラ・C・ルービン（1928〜2016年）にちなんで名付けられた。

 ボキャブラリー

 日本語訳

チリのアタカマ砂漠の山の上にあるヴェラ・C・ルービン天文台で、世界最大・最強のデジタルカメラが稼働を開始した。米エネルギー省と全米科学財団の支援を受けたこのカメラは、32億画素で、今後10年間、毎晩約1000枚の写真を撮影する。『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、これにより600億バイトのデータが作成される見込みだ。（6の後に16個のゼロが続く！）

このような写真を撮るために、カメラは350トンの巨大な反射望遠鏡の上に設置されている。この望遠鏡は、初年度だけで、既存の光学天文台をすべて合わせたよりも多くの情報を集めることになる。これらの写真は、宇宙における最大の謎のいくつかを解明し、天文学に大きな変化をもたらすのに役立つだろう。

この新しい「空の目」はすでに数千の新しい小惑星と約1000万の銀河を発見しており、今後さらに多くの発見が期待されている。最初に撮影された写真は非常に大きく、すべてを見るには400台の超高解像度テレビ画面が必要で、これはバスケットボールコート一面を覆うのに十分なスクリーン数だと、天文台のプロジェクト科学者が説明している。

ナショナルジオグラフィックは、この望遠鏡が解明に貢献するかもしれない謎をいくつか挙げている。第一に、太陽系の外側にあるとされる海王星サイズの世界「プラネット・ナイン」が本当に存在するかどうかを証明するかもしれない。第二に、他の星系から高速で移動する天体をとらえることで、銀河系全体の惑星形成について教えてくれるかもしれない。第三に、この望遠鏡は天の川銀河のマッピングを完成させるのに役立つだろう。最後に、宇宙の95％を構成する目に見えない力である暗黒物質と暗黒エネルギーに関する重要なデータを収集する。

ヴェラ・C・ルービン天文台の名前は、偉大な科学者であり、天文学における女性のロールモデルでもあるヴェラ・C・ルービン（1928〜2016年）にちなんで名付けられた。