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  1日5分ビジネス英語

世界初の完全自律手術 World’s First Fully Autonomous Surgery

今回の記事は「世界初の完全自律手術」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

The research team hopes to keep training the robot for more kinds of surgery. In the future, they aim for robots to do full surgeries without people.

研究チームは今後も多様な手術に対応できるようロボットの訓練を続ける予定です。将来的には、人の手を必要としない完全自律手術を目指しています。

 ボキャブラリー

Breakthroughnoun重要で急速な進展、特に知識や技術の分野における飛躍的進歩
Removeverb取り除く、除去する
Delicateadj繊細で注意深い取り扱いを必要とする、複雑または壊れやすい
Wiselyadv賢明に、良い判断力をもって
Carry outphrasal verb実行する、遂行する

 日本語訳

ロボットによる手術は1985年から行われてきました。その年、PUMA 560というロボットアームが、繊細な手術をサポートしました。大きな進歩は2000年にあり、ダ・ヴィンチ手術システムが米国で一般的な腹腔鏡手術の承認を受けました。現在では世界中でロボット手術が使われていますが、多くの場合は「ロボット支援手術」と呼ぶのが正しいでしょう。人間の医師が手術を行い、ロボットアームは細かな作業を助ける役割にとどまっています。

そんな中、ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが画期的な技術を開発しました。初めて、ロボットアームが人間の手を一切使わずに完全自律で手術を行ったのです。

このロボットは実際の手術映像を学習して訓練されました。8回のテストでブタの胆のうをうまく取り除くことができました。簡単な指示や音声コマンドを理解し、自らのミスを修正し、人間の臓器に非常に近い臓器に対して手術を行いました。『インディペンデント』紙によると、このロボットはベテランの外科医のように、予期せぬ問題が発生しても賢く判断し、緊急手術のような状況にも対応しました。

このロボットは、**階層型手術ロボット・トランスフォーマー(SRT-H)**と名付けられました。あらかじめ決められた動作しかできない旧型のロボットと比べて、大きな進歩です。このロボットは手術そのものを「理解」しているのです。医療ロボット工学の専門家アクセル・クリーガー氏は、「このシステムは非常に賢く、教えるのはまるで、あらゆる道、どんな状況でも運転できるようロボットを訓練するようなもの」と話しています。

研究チームは今後も多様な手術に対応できるようロボットの訓練を続ける予定です。将来的には、人の手を必要としない完全自律手術を目指しています。このプロジェクトはまだ始まったばかりですが、多くの専門家は、この技術が日常的な手術に大きな変化をもたらし、世界的な外科医不足の解決にもつながると期待しています。

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