軍隊のない国 Country Without Army
今回の記事は「軍隊のない国」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Costa Rica is one famous example. After a civil war in 1948, it got rid of its army.
有名な例の一つがコスタリカです。1948年の内戦の後、コスタリカは軍隊を廃止しました。
ボキャブラリー
Dictatorship | noun | 一個人または小集団が完全な支配権を持ち、しばしば力によって獲得され維持される政府の形態 |
---|---|---|
Rely | verb | サポートやヘルプのために誰かや何かに依存する |
Civilian | adj | 軍や警察ではなく、一般の人々との関係 |
Currently | adv | 現在 |
Get rid of | phrasal verb | 取り除く、排除する。望ましくないものをなくす |
日本語訳
今の世界では、戦争や国同士の問題のニュースをよく耳にします。そのため、多くの国が軍事費に数十億ドルを費やしています。しかし、軍隊を持っていない国があることをご存じでしょうか?兵士も戦車も空軍もないのです。中には警察さえ持たない国もあります。では、どうやって安全を守っているのでしょうか?そして、なぜ軍隊を持たないことを選んだのでしょうか?
有名な例の一つがコスタリカです。1948年の内戦の後、コスタリカは軍隊を廃止しました。政府はその分の予算を学校、医療、自然保護に充てることにしました。この規定は今や憲法に組み込まれています。コスタリカの人々は、武器による平和ではなく、国民への支援によって70年以上にわたり平和を保ってきたと言います。パナマも1990年、独裁政権の後に同様の措置を取りました。軍隊を廃止し、市民の治安維持組織を設立しました。
ほかにも軍隊を持たない小国があります。モナコ、サンマリノ、バチカン市国は隣国に防衛を依存するか、小規模な儀式用の部隊のみを持っています。モーリシャス、アンドラ、ドミニカは地域の協力体制と市民部隊を活用しています。ナウルやパラオはオーストラリアやアメリカ合衆国など大国との防衛協定に頼っています。
しかし、世界が変化し、安全保障環境が厳しくなる中で、これらの国々も無軍隊政策を見直す必要が出てきています。例としてアイスランドがあります。現在は軍隊を持たず、沿岸警備隊とNATOに頼っていますが、北極圏での問題やロシアの活動の活発化を受けて、小規模な軍隊の創設を検討しています。首相は「北極の安全に関して、アイスランドも責任を持つべき」と話しています。専門家たちは、アイスランドが国の収入(GDP)の2〜2.5%を使って、小規模でも効果的な軍を作るかもしれないと見ています。
これらの国々が、軍隊なしで長い間平和を保ってきたのは本当にすごいことです。彼らは良い政治、国際的な協力、そしてときには地理的な条件に頼ってきました。でも、今のような不安定な時代では、この「軍隊を持たない」という勇気ある選択を続けるのが、だんだん難しくなるかもしれません。
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