ハンドルを握るロボット Robot Behind the Wheel
今回の記事は「ハンドルを握るロボット」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
So, who knows—in a decade or more, Musashi could be driving your ride-hailing cab!
だから、誰にも分からないことですが、10年後やそれ以上経った頃には、ムサシがあなたのライドシェアタクシーを運転しているかもしれません!
ボキャブラリー
Crash | verb | 障害物や他の車両に激しく衝突する |
---|---|---|
Steady | adj | 成果、頻度、強度が規則的、均等、継続的 |
Accelerator | noun | 車両のエンジン速度を制御する装置 |
Pedestrian | noun | 道路沿いを歩く人 |
Turn on | phrasal verb | スイッチやボタンを使って何かの操作を開始する |
日本語訳
これまで何度も自動運転車や無人運転車について紹介してきた。ウェイモの自動運転車が高速道路を走る(2024年1月25日付)というニュースは記憶に新しい。しかし、人型ロボットが「手」でハンドルを握り、「足」でブレーキを踏み、「目」で障害物を認識する、と聞いたらどう思うだろうか?「ムサシだ!」とピンときた人もいるかもしれない。
では、詳しく見ていこう。
無人運転車がこれまでに多くの事故を起こしていることはご存知だろう。ウェイモの自動運転車はここ最近で2回事故を起こしている。2月にピックアップトラックに接触し、もっと最近では電柱に衝突した。また過去には、自動運転車が歩行者をはねたこともある。こうした事故を受け、東京大学の研究者たちは、人型ロボットに運転を任せた方が安全ではないかという考えにたどり着いた。研究者の一人はトヨタ自動車で働いている。
過去数年間、東京大学の研究者たちはこのアイデアに取り組んできた。「ムサシ」と名付けられた「筋骨格ヒューマノイド」を作り、テストコースで小型電気自動車を運転するよう訓練した。「ムサシ」は、道路とサイドミラーを見るための2つのカメラを「目」として持っている。ロボットハンドで、車のキーを回し、ハンドブレーキを使い、ウインカーを操作することができる。TechCrunchの記事にあるように、「ムサシ」の「足」は滑らないようにデザインされており、アクセルペダルとブレーキペダルを操作することができる。
「ムサシ」の運転は完璧ではない。新米ドライバーのようにとても慎重で、アクセルをあまり使いたがらない。例えば、道を曲がるのに2分もかけた。アクセルを使わず、クラッチとブレーキだけで曲がろうと試みたのだ。アクセルを使った場合でも、安定した速度を保てなかった。
しかし、まだ開発は初期段階に過ぎない。研究者たちは、ソフトウェアを改良したより優れたロボットの開発に取り組んでいる。つまり、10年後かそれ以上先には、「ムサシ」があなたの乗ったタクシーを運転していることもあるかもしれない。
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