壁からの電力供給、、、道路からも? Power from Walls…And Roads Too?
今回の記事は「壁からの電力供給、、、道路からも?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Roads could store solar energy and then charge electric cars wirelessly as they drive.
道路は太陽エネルギーを蓄え、走行中の電気自動車をワイヤレスで充電することができる。
ボキャブラリー
Alternate | adj | の代わりを務めている |
---|---|---|
Meet | verb | (必要、要件、条件を)満たす、満足させる |
Power up | phrasal verb | 何かにエネルギーや電気を供給する |
Existing | adj | 検討中の時点で存続または操業中である;現在の |
Store | verb | 将来の使用のために何かを保管または蓄積する |
日本語訳
「代替エネルギー源」と聞けば、風、水、太陽を思い浮かべるだろう。しかし、これらのエネルギー源が常に私たちにエネルギーを与えてくれるとは限らない。風はいつも吹いているわけではなく、太陽はいつも照っているわけではなく、水はいつも流れているわけではない。しかし、マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者たちは、コンクリートにエネルギーを蓄えるという新しいアイデアにたどり着いた。
信じられない話かもしれないが、BBCの報道によれば、これは本当だという。詳しく見ていこう。
セメントは身近な建築材料だ。しかし、水とカーボンブラック(自動車のタイヤに使われる材料)と混ぜると、「スーパーキャパシター」、つまり一種の電池になる。
電池はありとあらゆるところで使用されており、地球のリチウム供給に大きな負担がかかっている。世界には約100のリチウム鉱山があるが、増大する需要を満たすには十分ではないかもしれない。さらに、リチウム採掘は大量の水とエネルギーを使うため、環境にも悪い。そのため、コンクリートからエネルギーを得るというアイデアは、これまでの当たり前を覆す可能性を秘めている。
しかし、「コンクリート・エネルギー」が家庭で使えるようになるまでには、数年はかかるとみられている。現在、MITの科学者たちは、10WのLED電球を点灯できるスーパーキャパシターを作ることに成功している。次は、10kWhのエネルギー(1世帯の1日分の電力を賄うのに十分な量)を蓄えることができる、より大きなものを作りたいと考えている。
研究チームは、この技術が将来さまざまな用途に使われることを期待している。例えば、家の壁や土台、柱にエネルギーを蓄えることができる。道路は太陽エネルギーを蓄え、走行中の電気自動車をワイヤレスで充電することができる。
しかし、この技術にはいくつかの問題がある。第一に、この材料(セメントと水とカーボンの混合物)は、これから建設される建物にのみ使用可能だ。つまり、既存の建物に電力を供給することはできない。第二に、セメント製造は環境への負担が大きい。実に、全世界の人間活動による二酸化炭素排出量の5~8%を占めている。
イギリスのティーサイド大学サステイナブル・エンジニアリングセンターのマイケル・ショート所長は、「課題があったとしても、この新しい研究は、建築環境そのものをエネルギー貯蔵媒体として利用するという、多くの興味深い可能性を開く。」、と語っている。
ポッドキャストの続きは で!
月額1,000円〜 スマホで手軽に始めるビジネス英語学習
「マット竹内の1日5分ビジネス英語」ポッドキャストの英文記事スクリプトは、WISDOM SQUARE で提供のサービス 1日10分ビジネス英語 で配信されています。
1日10分ビジネス英語なら、ポッドキャストの英文記事スクリプトに加えて、内容理解クイズ、クイズランキングなどのコンテンツも充実しているので、ポッドキャストの内容の理解がさらに深まると同時に楽しく英語学習を進めていただくことができます。ポッドキャストから1歩進んだ英語学習をしたい方におすすめです。
1日10分ビジネス英語はスマートフォンでご利用いただけます。初回1ヶ月は無料でお試しが可能です!※1
是非この機会に1日10分ビジネス英語 をお試し下さい。
今すぐ無料お試しを申し込む※1 初めてご利用の方、1回限りとなります。