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  1日5分ビジネス英語

ドローンがウクライナ戦争を変える Drones Are Changing the Ukraine War

今回の記事は「ドローンがウクライナ戦争を変える」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

In addition to using drones for attack, Ukraine is also developing early warning systems to detect enemy drones.

また、ウクライナは攻撃用ドローンだけでなく、敵のドローンを早期に発見するシステムも開発しています。

 ボキャブラリー

Unmannedadj人が操作しているのではなく、自動的または遠隔的に操作している
Targetverb特定の目的のために、何かや誰かに狙いを定めたり、向けたりする
Artillerynoun長距離射撃に使用される大型の銃、大砲
Early Warning Systemnoun望ましくない事象や危険な事象の接近や開始を可能な限り早期に検知するように設計された対策や装置のネットワーク
Standstill nounすべての活動や動きが停止している状態

 日本語訳

ドローンの歴史は、1839年にオーストリアがベネチアを攻撃するために爆薬を積んだ無人気球を使ったことに始まります。今日、2023年には、ウクライナとロシアの対立において、ドローンは非常に重要な役割を果たしています。両国は地上の敵兵士を攻撃するためにドローンを使用しています。時を経ても目的は基本的に変わっていませんが、技術は大いに進歩しています。

ロシアとウクライナの戦争がもたらした唯一の明るいニュースは技術発展かもしれません。先進的なドローンは、例えば戦車や砲といった伝統的な武器よりもずっと安価です。軍事用ドローンの世界市場は急速に成長しており、現在の133億ユーロから2030年には334億ユーロに達すると見られています。ウクライナ自体も、「ドローン軍団」を作成するために約100億ユーロを投資する計画があります。

また、ウクライナは攻撃用ドローンだけでなく、敵のドローンを早期に発見するシステムも開発しています。この分野で先頭を走っているのはエストニアのMarduk社で、無線信号を出していないドローンをも探知する装置を作っています。また、Milrem Robotics社は、ドローン攻撃に対抗、そして情報を収集するための無人地上車を製造しています。これらはウクライナだけでなく、NATO加盟の15カ国でも使用されています。

この探知技術は攻撃にも応用できます。Starlinkなどの衛星ネットワークから取得した画像と位置情報を使って、数分以内に敵集団を特定して攻撃できます。ウクライナの先進的なドローンを恐れて今はめっきり人通りが少なくなったバフムート市がまさにこの技術の実力です。

ロシアもまた、高度なドローンを開発し導入しています。そのため、両国ともに攻めきれず、戦況は停滞しています。ずるずると長引いているロシアとウクライナの戦争における今のところの唯一の勝者はドローン技術と言えそうです。

SOURCE: WSJ via YouTube

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