木材は電池の材料になるのか? Can wood work to make batteries?
今回の記事は「木材は電池の材料になるのか?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
The wood industry is looking for ways to solve this problem.
木材業界では、この問題を解決する方法が模索されています。
ボキャブラリー
digitization | noun | デジタル化;デジタル処理 |
---|---|---|
graphite | noun | グラファイト;石墨 |
renewable | adj | 再生可能な;自然過程で置き換えることが可能な |
extraction | noun | 別に努力または力を利用して何かを抽出すること |
figure out | phrasal verb | ~を解決する;~を理解する |
日本語訳
デジタル化の影響で紙の使用量が激減している。木材業界では、この問題を解決する方法が模索されている。
電気自動車への移行が急速に進む中、木材パルプは電池の材料という新たな用途を見出した。木材に含まれる化学エネルギーが熱や電気に変わることは、以前から知られている。しかし、ヨーロッパの企業数社は、そこからさらに一歩進んで、木材から電池を作ろうとしているのだ。
フィンランドのStora Enso社は「世界最大の個人森林所有者」、スウェーデンのNorthvolt社は電池の製造会社だ。彼らは、木の30%を占めるリグニンに資金を投入している。再生可能な最大の炭素源の一つで、携帯電話や電気自動車の電池を作るのに最適な素材だ。
両社はすでにリグニンから硬質炭素を製造しており、これを電池の負極に使用する予定でいる。Stora Enso社が「Lignode」と呼ばれるこのハードカーボンを提供し、Northvolt社が電池の設計と製造方法の検討を行う予定だ。
木材パルプから電池を作るという発想は、今のやり方よりもずっと環境にいい。例えば、リチウムイオン電池を作るには、採掘や抽出の工程があり、環境に負荷を与える。例えば、電池に使われるグラファイトを作るには、化石燃料を使って炭素を3000度まで熱する必要があり、公害を増やしている。
しかし、Lignodeが本当に持続可能であるためには、メーカーは他の産業(紙やパッケージなど)から出る余った木材パルプから作る必要がある。これ以上、木が伐採されるのは避けたいところだ。
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