ポッドキャストブームで数十億円の広告収入を見込む Podcast boom entails ad revenue in billions

今回の記事は「ポッドキャストブームで数十億円の広告収入を見込む」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

TechCrunch says that if podcast advertising revenue grows as expected, the market could be worth more than $4 billion by 2024.

TechCrunchによると、ポッドキャスト広告収入が予想通り成長すれば、ポッドキャスト市場は2024年までに40億ドル以上の規模になる可能性があるそうです。

 ボキャブラリー

 日本語訳

21世紀に入って数年、ポッドキャストが注目され始め、2020年には広告収入が大きく跳ね上がり、一大ビジネスとなりました。以来、ポッドキャストの広告ビジネスは、前年比72％増の成長を遂げています。EMarketerのデータによると、2021年にはそのリスナー数は3億8400万人にものぼり、2019年から40％増加となりました。

インタラクティブ広告局（IAB）とPwCの「米国ポッドキャスト広告収入調査」によると、その数は今後2年間でさらに成長するといいます。TechCrunchによると、ポッドキャスト広告収入が予想通り成長すれば、ポッドキャスト市場は2024年までに40億ドル以上の規模になる可能性があるそうです。

当初は、地方紙、オンライン雑誌、ラジオ局、そして多くの個人がポッドキャスティングを開始しました。その後、GoogleやAmazonといったテックジャイアント、Spotifyといったメディアストリーミングジャイアントが参入しました。いずれもポッドキャスト市場の一角を狙っていたものの、トップの座につくために最も積極的だったのはSpotifyでした。

先日終了したInvestor Dayのイベントで、Spotifyは、ポッドキャストがいかに利益をもたらすかについて話しました。ポッドキャストを作るためのソフトウェア「Anchor」を使って、同社は2019年には50万件しかなかったポッドキャストの数を、今では400万件以上に伸ばしています。Gimlet MediaやRingerといった制作会社を買収し、優秀なポッドキャスターとは独占契約を結んでいます。

パイの大きさ（市場 / 利益の大きさ）は拡大していますが、業界には数年前と比べるとかなり多くのプレーヤーがいるため、広告収入の伸びはより不均一になり分散されています。