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  1日5分ビジネス英語

量子コンピュータへの飛躍 A quantum leap toward quantum computing

今回の記事は「量子コンピュータへの飛躍」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

Quantum Brilliance, based in Australia, is likewise making major progress in diamond-based quantum computing.


オーストラリアに本拠を置くQuantum Brilliance社も同様に、ダイヤモンドを用いた量子コンピューティングで大きな成果を上げている。


 ボキャブラリー

quantumnoun特にエネルギーなどの最小量または単位
wafernoun半導体素子
impuritynoun不純物、混入物
gadgetnoun特定の仕事に非常に便利な装置
mainstreamnoun主流、本流

 日本語訳

科学者たちは、個人向けの量子技術への道のりは長いと主張している。それに、量子コンピューティングが主流になるには、いくつかの課題を乗り越える必要がある。その課題のひとつが、量子コンピューティングに十分な純度のダイヤモンドを作ることだ。しかし、東京に本社を置くアダマンド並木精密宝石と九州の佐賀大学の連携が注目すべき国産開発を達成した。

既存の量子コンピュータ用の純ダイヤモンドは、通常4mm以下の大きさしかない。しかし、日本では、先の産学連携により、2インチの純粋なダイヤモンドウェハーが誕生した。窒素の不純物が他の既知のタイプより少ない「剣山ダイヤモンド」は、量子コンピューティングに有用である。2インチのダイヤモンドウエハは、ブルーレイディスク10億枚分、またはモバイルデータ1日分を保存できると言われている。剣山ダイヤモンド一つで、最大で25エクサバイトのデータを保存することができる。

アダマンド並木と佐賀大学は、高温高圧でダイヤモンドを開発しながら、ストレスクラックを防ぎ、窒素の吸収を抑えることで、これを実現した。

剣山ダイヤモンドは現在開発中だが、来年、完成する予定だ。さらに、アダマンド並木精密宝石は4インチのダイヤモンドウェハーの開発も進めており、将来の量子機器研究の可能性を大きく広げている。

オーストラリアに本拠を置くQuantum Brilliance社も同様に、ダイヤモンドを用いた量子コンピューティングで大きな成果を上げている。

他の研究者も、量子コンピューティングのための他の材料を研究している。IBMとGoogleは、ニオブとアルミニウムを使って量子ビット(量子コンピューティングの基本単位)の作成に取り組んでいる。

これらの研究グループにとって一番の問題は、商業的利用を可能にするためにその規模を大きくすることだ。なんであろうが、彼らの開発は、80年前に世界初のデジタル・コンピュータを開発したときのように、想像と現実のギャップをすぐに克服できるような飛躍的な進歩を遂げている。

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