英語力と世界のトレンドを同時にキャッチ!!

  1日5分ビジネス英語

ビッグデータはその問題を解決できるのか? Big data’s big problem solved?

今回の記事は「ビッグデータはその問題を解決できるのか?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

We can all sigh with relief when that happens.


そうなれば、私たちは安堵のため息をつくことができる事でしょう。


 ボキャブラリー

encryptionnoun暗号化(コンピュータなどで)
foolproofadj間違えようのない
mathematiciannoun数学者
obstaclenoun障害物、妨害
anonymizeverb非特定化(特定できないように・匿名化)する *本文ではanonymizedと形容詞として使われている。

 日本語訳

2006年には、数学者でありマーケティングの専門家でもあるクライブ・ハンビー氏は、「データは新しい石油である」と表現しました。その数年後、そのキャッチフレーズはガートナー社のピーター・ソンダーガード副社長によって、「アナリティクスは新しい石油である」と言い換えられました。技術的なことはさておき、これは21世紀においてデータ分析が18世紀の石油と同様に不可欠であることを意味します。ビッグデータの活用は、小売から金融まであらゆる業界に影響を及ぼしています。しかし、(データ活用に際して)最大のネックは、プライバシーへの脅威なのです。

現在、病院やマーケティング会社などでは、大量の個人情報や機密データを分析しています(リスクにさらしています)。どんなに優れたデータ暗号化でも個人情報を隠すことはできず、匿名化されたデータでも個人情報を抽出することが可能になってしまいます。個人データを保護するためには、確実な暗号化システムが必要です。そしてそれは、データを見ずに使えるようになって初めて実現できることなのです。 

そんなことが本当に可能なのでしょうか?

スイスの医師であり研究者でもあるジャック・フェレイ氏は、それは可能であるばかりか、現在開発中であると言います。フェレイ氏と彼の同僚たちは、研究者が実際にデータを見ることなく、異なるデータセット(データの塊)で共同研究を行えるようなシステムを開発しています。研究者たちは、ホモモルフィック暗号と呼ばれる40年前の暗号化システムと新しい技術を使って(組み合わせて)、個人情報を明かすことなくデータを共有する方法を考案しているのです。ニュー・サイエンテイスト誌によると、このシステムはすでにスイスの病院で患者データの共有に使われていると言います。

従って、この技術が早く普及すればするほど、個人のプライバシーにとって良いことなのです。そうなれば、私たちは安堵のため息をつくことができる事でしょう。

ポッドキャストの続きは で!

月額1,000円〜 スマホで手軽に始めるビジネス英語学習

「マット竹内の1日5分ビジネス英語」ポッドキャストの英文記事スクリプトは、WISDOM SQUARE で提供のサービス 1日10分ビジネス英語 で配信されています。

1日10分ビジネス英語なら、ポッドキャストの英文記事スクリプトに加えて、内容理解クイズ、クイズランキングなどのコンテンツも充実しているので、ポッドキャストの内容の理解がさらに深まると同時に楽しく英語学習を進めていただくことができます。ポッドキャストから1歩進んだ英語学習をしたい方におすすめです。

1日10分ビジネス英語はスマートフォンでご利用いただけます。初回1ヶ月は無料でお試しが可能です!※1

是非この機会に1日10分ビジネス英語 をお試し下さい。

今すぐ無料お試しを申し込む 

※1 初めてご利用の方、1回限りとなります。