BEProを使った未来のシナリオ・プランニング
今月初旬に、関西でBEProのWorkshopを関西有志の方々が企画運営をして下さり、そこに参加させて頂きました。
このWorkshopと並行してBusiness English Proを活用して未来のシナリオ・プランニングを組み立てられないだろうかというミーティングも持たせて頂きました。
こちらの企画はもう2年ほど前から構想を温めていたものです。
2年前にはシナリオプランニングをビジネスとして提供しているスタンフォード研究所からスピンオフして作られたStrategic Business Ingisht (SBI)という企業の高内章氏がその概念について講義をして下さいました。
動画は、技術不足で音声が聞き取りにくのですが、こちらです==>
実はSBIは独自にSCANと呼ばれる未来のシナリオ・プランニングの手法を構築し、それに準じてクライアントであるグローバル企業に対してアイディア・情報を提供している会社なのです。(知る人ぞ知る、素晴らしい企業なのです)
そのSCANについて高内氏から教えていただいた内容というのが以下の事でした。
クラスターとして選んだアブストは以下の3点
1 使い捨てバッテリー
2 ランチのガチャ飯
3 宅配ボックスが歩いてくる
メリハリ社会
「同じことをするのにも「しなくても良いことを出来るだけしない
「しない事が今までしていたのは何故か? モラルや常識などいわゆる社会性に反していたからではないだろう
仕組みや技術のサポートやストレス部分の外部化、ものからコトへ
今後もあらゆる領域でタブーは減り続けてるかもしれない。
モノを買うよりも時間を買う方に消費者は高い幸福感を示している
同じ10,000円を渡したとしても「時間を買う」「モノを買う
1)使い捨てバッテリー
たまにしかお世話にならない外付けのバッテリーを使い捨てにする
きちんとしたリサイクルの仕組みに乗せると、循環型社会になる。
このことは、「バッテリーを使うという行為以外を外部化する」と
2)昼飯なんか何でも良い!
高速道路のサービスエリアでの食堂で長い列が作られているのを見
利用者も面白がってガチャガチャを買うようです。(福袋に似た発
その人たちに対して何を食べれば良いかを決めてあげる「ガチャ飯
しかし、優先度の高くないことをしないことに考え悩むよりも全て
3)常識破りの配送深夜限定サービス
深夜の時間指定配送サービスが東京などでは流行っている。
一般の活動者の標準時間帯ではない、早朝6時から8時、深夜11
標準活動時間帯でない時間に着目したことで再配達率を著しく減ら
これらの事例の底辺に流れている共通項は
「しないことをする事」==>これが自分たちのビジネスの中にも
「顧客に何か選択させていたことをやめさせる」それでも罪悪感を
実は、情報を取得し、取捨選択し、それを結びつける方法をきちんと身につけることでSCANでプロフェッショナルが描いている未来のシナリオに近いものを我々も描くことができる可能性があります。
それを規格化しBusiness English Proを利用した未来のシナリオ・プランニング講座を考えています。
1 具体的にどのように記事を読み(どのような観点から)
2 どのように記事を選び、クラスターを作るのか?
3 出来上がったクラスターから如何に未来の予兆を見つけ出すのか?
いきなり英語で行うのではなく、コンセプトを日本語で学び、習得した上で、次に英語でシナリオ・プランニングを行うというように段階を経て組み立て行きたい思います。
このプランについて、ご意見などがあればご連絡いただければ嬉しいです。
ご連絡先: info@wisdomsq.com
件名:「未来のシナリオ・プランニングについて」
Attention: マット竹内