Wisdom SQUREが提供しているBusiness English Pro(BEPro)の音声の読み上げナレーターが代わりました。
これまでは、全てをビジネス英語のインストラクターの先生にお願いしてきましたが、10月からはナレーターに依頼をしました。
音響など環境の違いもありますが、これまで「後ろでドアが閉まる音がしてました」というある意味臨場感あふれるオーディオは今後はなくなります。
それはそれで、少しさびしくなります。
今回、BEProの制作から離れる、この道30年以上の経験を持つライティングの先生が書かれたメールの一言です。
ビジネス・一般の英語を特にProfessional Writing のSkillを長年にわたって教授してこられた先生の一言だけに重みがあります。
So much is happening in the world right now that reading can also be a bit of a headache. By that I mean that the violence in places like India, Pakistan and Kenya is so disturbing and basically hard to accept. We humans are such savage creatures by nature. このブログを読まれている皆さんは、この引用文をどのように解釈されましたか?
敢えて、日本語の意訳は本日は載せません。
わずか3つのセンテンスなのですが、味わいがあります。
実は、この先生とメールのやりとりをするのが、苦手でした。何故なら、先生であると同時に、彼女が書く英文は単なるeメールのやりとりであっても文章に格調を感じさせるのです。
つまり、文章の専門家と文章の交換をしているような状況なのです。
しかし、個人的には本当に勉強になりました。
彼女はある日のメールにこんなことを書いてきました。
So, to reiterate, the article was very interesting and one I would be delighted to receive from my ex-students but it raises a picture I used to see often. Salarymen poring over English journals on the train, marking every second word and referring to their dictionaries constantly. They would focus on the same article for days because they had to read it over and over before they could read the entire article. この文章も敢えて今日は意訳しません。 英文の全体を俯瞰して読むのか、末節にこだわりながら読むのか。彼女はどちらも大切だと言っていました。しかし、我々日本人は後者の末節にあまりにもこだわり、すべての単語を辞書で引きながら読んでいることを指摘していました。