マットBlog
英語で考える!! ゲームでも楽しむように!
2013年10月8日
以前、北陸にある国立大学院で講義を始めた事は書いたと思う。
前期・後期の後期を担当している。その講義が先週から始まり早速金沢まで。
昨年は、3つある学部にそれぞれ同じ講義を行ったのだが今年は大学側の配慮なのか一つにまとめて1回で終えることが出来た。同じ講義を三回続けてやると、「これ?さっき話したかな?」と言う部分が気になってしまうものだ。
さて、この大学院での講義だがもうひとつ大切で、特殊な要素がある。
それは講義をすべて英語で行うこと。昨年は90分のコマを合計16回行った。かけ算をすれば何時間話したのか、おわかりいただけると思う。日本語だってそれだけ話し続けるのは難儀なのに。正直、英語では無理だと思っていた。
しかし・・・やれば以外に出来てしまうもの。「なんとかなるさ」とこのことである。
何故英語で講義をしているか? 答えは簡単。生徒さんが留学生ばかりだからだ。(今年は何名か日本人もいたけれど)
フランス人が一人。あとは大体アジアから勉強に来た人ばかり。
みな、熱心だ。日本の学生がすべてそうではないけれど、真剣さの秤(はかり)をかければ、あちら側に傾くだろう。それだけ真剣な生徒たちだ。
一回目の講義が終わってからも、何人かが質問やら今後の進め方について聞いてくれた。
さて、このブログをお読みの方の関心は「英語」だと思うので本題に。
先ほど書いたが、英語は追い込まれれば「何とかなる」ものだ。
ただ、今回は去年よりも油断していたわけではないが、何回かごく簡単な表現が英語として出てこなかったことがあった。年のせいという肉体的な要因もあるのだろうが、「あっそうですか」と言ってしまったらそこで終わってしまう。 原因は、英語をあまり話していなかった。いや話していなかったことよりも、日常の訓練を怠っていたかもしれない。
以前は、日常のうちで数時間は極力英語で考えるようにしていた。
極力の2文字は大事。なぜなら出来ないときは出来ないから。
でも、この訓練(自分の中ではゲームにも似たあそび)は結構役に立つ。
言いたい表現がわからなければ、調べたりもするし何よりも自信につながる。
このブログをお読みの方には、最初は3分でもいいので英語で考えてみて欲しい。それが無理なら、電車に乗っているときなど周りの会話を英訳してみるのもよい。勿論声をだしてはいけない。声を出すとあなたもたちまち不審者になってしまう。
どんな英語の達人でも多かれ少なかれ英語で考えて、発表する前などは練習はしているもの。
ジャズのアドリブだってそうだ。よほどの天才でもない限りフレーズなどは出てこない。
英語も同じだ。沢山聞いて、読んで・・・そして自分の頭のなかでつぶやくのだ。You need think in Enlgish, You may wiper in English. Practice always makes perfect だから。