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  マットBlog

英英辞典と擬似通訳訓練のススメ

昨日の3時間のオンブズマン勉強会に出たために本日3回英語を使う場面があったのだが、いつもより聞き取れるようになっていた。 特に、夕方から1時間ほどロンドンとWebinar(PCのPPTを共有して行う電話会議)での英語はよくわかったし、夜9時過ぎにNYから携帯にかかってきた英語も問題はなかった。 こうしてみると、集中して英語を聞く事は本当に大事なことだと改めて感じた。 昨日の集中の度合いは、かなり高かった。なぜなら突然この部分だけでも日本語に通訳して欲しいと言われかねなかったからだ。 人間の集中力が続くのは長くて60分、90分ということを聞いたことがあるが、昨日も1時間が過ぎた頃から講師のカリフォルニア出身のオンブズマンの話が全く聞き取れない時間があった。自分でも集中ができなくなっていたのがよーくわかった。 昨日の勉強会の場合、講師が開始直後に講義形式ではなく質問や意見を交わしながら相互に進めていきましょう、といったものだから何時日本語から英訳をしなければいけないかという緊張感はあった。 そんな中で、参加者から「直感力がこの仕事には求められるのでは?」という質問が出た。 「ちょっかんりょく?」何って言うんだっけ?となり落ち着けば出てきたのかもしれないが、少人数とは言え皆の前でもあり、そこで詰まってしまうという場面もあった。直感力は Intuitionだが、英語のこうした場面では、決して試験を受けているわけではないので、臨機応変さが必要なのだ。普段の会話であれば、その単語をど忘れして(日本語でもよくある事。あれ、あれですよ。ご飯を木の器にいれて・・ほら、あれ・・というケース) お櫃(ひつ)がわからなくても良いのである。 直感力がかりに出てこなくてもthe quality or ability of having such direct perception or quick insight.というように言い換えてやれば良いことだった。 どの英語の勉強指南書にも出てくる「英英辞書」を活用しよう!というのは実は、英語漬け(そういえばそんな名前のアプリがあったが)を目的にしているだけではなく、むしろ色々な言葉を英語で言い換えるための練習なのだと考えればよいのだ。 BEProのKey Vocabularyでも必ず英語のdefinitionが載せてある。すぐに日本語訳を見るのではなく、まず英語での説明を読む習慣をつけるだけでも違うのだ。dog や catなら英語で説明できるかもしれない。しかし一時停止はどうだろう?後ろ前で洋服を着ている、ではどうだろう? 本日は、焦点の定まらない内容になってしまったが、英英辞書の重要性。 そして、ヒアリングも冷やり、とするほどまでに自分を追いつめて緊張して聞く。もっと言ってしまえば疑似通訳を試みてもよいと思う。 それも、多くの人まで通訳をやっているという状況を想像してそこに自分を置いてみることだ。 さて、このブログは例によって院のクラスが長引き終電一本前の電車の中で書いている。昨日と本日の「英語」の出来事で感じた部分があったのでお読みになっている方々と共有したいと思いまとめてみた。