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円高の影響 – 産業界と経営陣に与える警告のメッセージ

Strong Yen: A Health Warning for Industry, Executives As the yen rises, so does Toshiyuki Shiga's blood pressureの文章から書き始められていた昨日の記事ですが、日産自動車の代表取締役COOの志賀俊之氏の血圧と円相場の相対関係とは? 先日このビジネス英語プログラムの学習の手順で、まずはPre-Readingという本文を目にする前に行うことを書きました。 Looking Aheadは、記事のタイトルを読んでおおよその記事が何についてかかれているのかを予測する。 次にThinking Aheadの問いかけを頭の隅に置きながら「何故だろう?」「どうして?」と疑問を抱きつつ本文へ。 もちろん、Pre-Readingのセクションには抑えておくべきいくつかの重要単語もあらかじめ予習する作業も含まれています。 本文の内容も非常に面白く、志賀氏の言葉を借りながら、円高が自動車業界ひいては日本経済に与える影響などが簡潔にまとめられています。更に、志賀氏が円高に対するアクションについても触れられていて・・・・ タイトルと書き出しのセンテンスを読んだ印象では、円高になると志賀氏の胃が痛み、更に血圧も引き上げるという少しユーモアも交えた内容なのかと思っていましたが、氏の血圧上昇の理由はどうももっと間接的なところにあるようです。物語の結末は話さないのがルールですのでご興味のある方は本文にあたってみて下さい。 【本文の単語から】  inflicts pain==>inflicts は苦痛などを与えるという意味です。 ただ税を課すなどでも使われるようです。  inflict a  3% tax upon gross profits of major banks. 大手銀行の粗利益に対して3%課税する。こんな使い方もできるわけですね。