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  マットBlog

ギリシャ救済?Bail-outs? Nein, danke

ギリシャなどユーロ圏諸国の国債危機を救済するための欧州金融安定基金(EFSF)の増額を決定した。この増額は7月にユーロ加盟の17カ国の政府で決めたもので、ドイツは17カ国のうち9番目の批准国。とりあえずドイツが批准したことで一安心ではある。 しかし、ドイツ国民は、ギリシャ人の怠慢で放漫な財政で起こしたこの負債を何故、我々が負担しなければならないのかという、誰が考えても当然な声が大きかったので、あわや否決という可能性もあった。万が一否決された場合は、EFSFの増額計画は水泡に帰するばかりか、ギリシャのデフォルトは必死という一触即発の事態だった。 The EconomistのHPを見ると現在最もコメントの多い記事が、Bail-outs? Nein, Dankeについての投稿でなんと、投稿数は400近くもある。お時間のある方は是非、コメントの一部でも読んで戴きたい。投稿者がどのようなコメントを書き込んでいるのか。 http://www.economist.com/node/21530140 そんな中でギリシャ財務省は2日夜、2011年の財政赤字がGDP(国内総生産)比で8・5%に達するとの見通しを発表した。目標の達成が困難であることを示した。 まだまだ欧州から目が離せない状況だ。