マットBlog
インタビュー「私のBEPRO学習法」
2013年6月4日
以前、ホームページ のお知らせコーナーに暫く掲載しておりました、受講者インタビューをもう一度読みたいというご要望がありましたので、スタッフブログに再掲させてもらいます。
参考にしてもらえればと思います。 お読みになられた方も多いと思いますので、タイトルがファミリアでしたら、恐らく既読の記事だと思います。
私のBEPro学習法 ① TOEICで高スコア獲得
【学習方法】 T.Y.さんの場合 (金融系に勤務)
Business English Pro (BEPro)学習はほぼ半年ほどやりました。非常に良い教材だと思います。英語教材としては色々と探しました。また英会話学校に行こうという事も考えました。しかし結果的にBEProが自分には一番適していたと思います。
Q: どのように学習していますか?
ほとんどが朝、早く会社に来てからやっています。そのため時間は限られています。毎朝15分程かけて学習をしています。
具体的には、
まず学習記事を印刷します。(※注:印刷専用ページあります--事務局)
そしてわからない単語や表現というものにマーカーをして書きこんでいきます。
次にプリントアウトしたものはファイルをして試験前に見直していました。
日々の学習は、単語を含めて一つの記事を完全に自分で理解するまで読み込んできました。
あいまいな部分を一切残さないようにやってきました。
BEProを学習されている方は、私のように精読をして徹底的に英語の内容を掴むタイプと、文章の要点を素早く掴もうとするタイプに別れているのではないでしょうか?
私は、完全に精読型の典型として学習をしてきました。 従って教材記事の本文に入る前にLooking Ahead等のコーナーがありますが、あれはどちらかと言うと要旨を素早く抜き取るためには便利だと思っています。
精読に重きを置いて、完全に理解しようと務めると5題の設問についても必然的に難なく答える事が出来るわけです。個人的には、あの5題の設問よりも一重も二重も掘り下げて、BEProの教材記事を読み込んでいました。
Q: 教材について
何故、日本で発売されている英字新聞を読めばよいではないか、という質問もされますが、決定的な違いは、本当のネイティブの方が書いた英語をマスターしたいと思うならば日本の英字新聞やその他の教材(ニュース英語をまとめた教材)ではダメなのですね。
そうした教科書的な教材ですとなかなか、英字新聞は読めるようにならないです。
ネイティブの人にしか書けない言い回しというものがあって、私も学んで行く上でそうしたものが存在することを知りました。それに触れていかないと、最終的に英字新聞は読めませんね。
比喩的な表現や、いきなり疑問文から開始される文もネイティブの書いた英語には頻出しています。
BEProの場合、単語の説明、またイディオムなどの説明がしっかりされている事も私にとっては助かりました。
これを一から自分で調べていくとなると大変な労力を必要としますし、またそれに費やす時間もないのです。1日1時間超の時間がとれる人はいいのでしょうが、私の場合は、10分~15分の時間でやっていたので、こうした機能が必要でした。
個人的に30分を超えると、それは「英語の勉強」になってしまうので、きちんと腰を据えてやるべきものになってしまいます。従って、私は忙しい社会人は、短時間で集中して1日15分を目安に学習するものだと思っています。
実際にそういう使い方をされている方は多いと思いますよ。
この15分の中で、私はNEWSをまとめた《World Scope》(ニュースの要約 x 4)についても精読を行っていました 。こちらも役に立ちました。World Scopeもきちんと印刷して保存しておきました。
※注)専用印刷画面で記事とWorld Scopeの印刷は最近5記事まで可能です。記事ヘッドライン右にあるPDFアイコンをクリック
《World Scope》も含めて、BEProの教材は、内容がフレッシュなので私のように外資系に勤める人間にとっては海外の事象を知ることは役立ちます。
Q: TOEIC受験対策
1年半前にTOEICを受験しはじめましたが、教材としてはほぼBEProのみを勉強していました。
はじめて受験した当時は、特にリーディングのパートが最後まで終わらなかったのですが、最近ではむしろ5分程時間が余る程度になっています。
慣れたこともあるのでしょうが、やはりBEProを通して活字に常に触れていた事が読むスピードを上げたのだと思っています 。 やはり「毎日読む」の重要さを実感しました。
もちろん、薄い文法や、リスニングの本も買ってみましたが、そうしたものがTOEICの点数に役立ったとは正直思っていません。 私の場合は、最初に受けた時点で点数は高かったのですが、現在は975点まで上げることが出来ました。
英語は、確かにこうしたテストで測ろうとしますが、私としてはBEProを地道に行った事で間違いなく英語の力がついたと実感しています。
TOEICに限って言えば、800から900点台にかけて点数を上げる事、つまり高得点の中で点数を伸ばす事は大変なことだと思いますが、BEProを真剣にやれば最後の100点、200点を埋められると思います。
BEProは形式も少しTOEICのテストに似ていますし、これはらTOEIC対策にも繫がると思います。ただ、BEProの場合は単なる付け焼刃的な対策ものではなく、「本当の英語力をつけたいと思う人向けの教材」 だと思います。
本当は、この教材の存在はあまり多くの人に知って欲しくなかったのです。自分だけの秘密の教材としておきたかったというのが本音です。
Q: 今後、BEProに望む事
ライティングの教材を探しています。例えば、BEProの英文記事の最後の二行だけは日本語で書いてあり、それを英訳するというのは如何でしょうか。それを短い時間で添削してフィードバックがくるようなシステムがありがたいのです。動詞の使い方も色々ありますよね。まして冠詞などは今でも難しいと感じています。
もともとライティング教材を探していたところにBEProに巡りあたったわけで、そういう意味でも私の場合はBEProを精読することで、構文などをしっかり身につけようとしたのです。考えながら学習が出来たのです。その部分では、逆にTOEIC等では測れないところだと思っていますし、BEProを見つけることが出来て良かったと思っています。
以上