【再投稿】最新日米口語辞典を制覇すれば英語は完成する・・
少し前に投稿したこの記事ですが、こちらで取り上げた「最新日米口語辞典」の後継本とも呼べる新作が書店に並んでいました。 タイトルは「難訳・和英口語辞典」松本道弘著 少し価格は高いのですが、読みやすい構成になっています。
本日、部屋の片づけをしていたら、「発信型英語10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング」という膨大な数の単語集を発見。 片づけしながら、本を読んでいるので片づけはなかなか進まない。多分そういう人は結構いると思うのだが・・・写真を整理して写真を見て「あの時はああだった、こうだったと・・・」 さて、本題だがこの本の冒頭に松本道弘の名前が出たので思わず目が止まってしまった。
最新日米口語辞典 私の英語を“生まれ変わらせた”英語道の達人、松本道弘氏の力作。この時点をマスター後、タイムや洋画がすごく分かりやすくなった。私の場合は、例文すべてを約300時間(1ヶ月)かかってノートに写し、それをすべてテープに録音し、ネイティブスピーカーとの会話の中でリアクションを見ながら数年がかりでほぼすべてを覚えた。少し古くなっている表現もあるが8割ぐらいは今でも使える。この本を読破すれば、あなたの英語は生まれ変わる!
このように書かれていた。そして著者の植田一三氏は、この辞書を制覇すればTIMEやNEWSWEEKをエンジョイして読めるレベルになると断言している。 ホントかな??と思いながら 『そういえば、我が家には確かこの「最新日米口語辞典」があったはずだ!! そう思って探し始めたら、片づけは中断されてむしろ片づけを始める前よりも部屋の状態は悪化したしまった。 でも・・・・あったのだ!それもかなり古い!
かなり古いのだが、しかしまだまだ使える。 しかし、この辞書を徹底的に学習することは意味があることかもしれないと思えた。そこで以下のような辞書の見出し語と例文をエクセルにまとめる作業をはじめたのだ。 校風とは、日本語では「スクールカラー」となるが、これでは全く英語圏の人たちには通じない。 単にColorがYellowなのかRedなのか位のもので、ここでいう校風のニュアンスからほど遠い。 この辞書の中では、School Characteristicsとしている。これは、言われてみれば「なるほど」となるのだが、なかなか思付かない。
見出し語 | 見出し訳 | 例文 | 例文 英語 |
こうぜんのひみつ[公然の秘密] | an open secret | あの女房持ちの俳優がプリンセスと親密な関係にあるということは、今や公然の秘密となっている。 | The married actor's intimacy with the princess is now an open secret. |
こうでん[香典] | a monetary offering to a departed spirit | 親戚の人たちは香典を渡した | The relatives gave monetary offerings to the departed spirit. |
こうねんき[更年期] | the change of life | 未開人も都会の女性も更年期に入る年齢は同じなのだろうか。 | I wonder if primitive natives and city women go through the change of life at about the same age. |
こうふう[校風] | school characteristics | 早稲田と慶応の校風は全然違う。 | The school characteristics of Waseda and Keio are completely different. |
ごうまんな[傲慢な] | on one's high horse | 彼女は知らない人に対しては、いつも傲慢な態度をとる。 | She always gets on her high horse when she meets strangers. |
また、香典という文化がそもそもないのでお香だからといってincense moneyと言っても通じない。 この辞書は既に絶版になっていた。 それも中古でも6,000円程度の値段がついているばかりか、保存状態がよいものは10万円で取引をされているとの情報もあった。 版元を調べると朝日出版なのだ。偶然にも朝日出版の方とつい先週打ち合わせをしたばかりだ。 そしてもっと調べてみると、朝日出版から辞書を数冊まとめたソフトが販売されていたことが分かったそれはE-DICだ。 実はここには先ほどの日米口語辞典も収録されているのだ。 また、スマホ版も出ている。 朝日出版からも我々は二冊、BEPROを元にした書籍が出ている。 週末だったが、このあたりが気になりブログを更新することになった。