欧州に明るい兆し?
2011年11月28日
ユーロ硬貨が火の玉となって落ちていくという表紙の絵です。しかし、今日のアジア市場はイタリアの救済(最大600億ユーロ)策が出ている途の観測でストップ高でした。しかし関係社からそのような救済予定はないという否定があったり、ひどいものになると報道機関がMillion 百万とBillion 10億の単位を間違えた・・・・いわゆるTypo だったする人まで出てくる始末。
このエコノミスト誌の絵にならないためにも、EUの財政統合に必要性が迫られています。それもここ2,3ヶ月には結論を出さなければ手遅れになりかねません。 万が一、財政統合が決裂するとギリシャなどの経済的に瀬戸際に立たされている国々はユーロ圏から離脱せざるを得なくなる可能性が高くなります。 ユーロ崩壊か統合で持ち直すのか・・・ まさに欧州は今、大変な岐路に立っているわけです。
そして、もしも崩壊などという展開に陥った場合は、世界経済にもう一波とんでもない不況の波がやってくることになります。
どうにかそれは阻止してもらいたいと思います。楽観主義者としては、恐らく財政統合はされどうにか持ち直すとみています。
