私たちの未来は市民パワーにある? Does our future lie in citizen power?
今回の記事は「私たちの未来は市民パワーにある?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
As this book suggests, proactive actions by citizens themselves to tackle and solve problems will be more necessary in the future.
本書が示唆するように、これからは市民自身が主体的に問題に取り組み、解決していくことがより必要になってくるでしょう。
ボキャブラリー
authoritarianism | noun | 人は完全に従わなければならず、好きなように行動する自由は許されないという信念;独裁・権威主義 |
---|---|---|
consumerism | noun | 大量消費主義;消費活動 |
proactive | adj | 変化が起きたときに反応するだけでなく、変化を起こして行動すること;積極的な;前向きな |
tackle | verb | 何かまたは誰かに対処しようとする;問題などに取り組む |
dictate | verb | 命令する;影響する;指示する。 |
日本語訳
今日は皆さんに面白い本を紹介します。タイトルは「シチズン」。
ジョン・アレクサンダーとアリアン・コンラッドによって書かれたこの本は、消費主義や権威主義に頼るのではなく、自分自身(市民)に頼るべきだという主張をしています。
通常、「市民」とは、ある国に住み、選挙で投票する権利を持つ人のことを指します。しかし、著者はこの言葉の文字通りの意味、つまり 「人々が一緒にいる 」という意味を使っています。
自分たちの身の回りで何が変えられるかを考えれば、社会や世界の問題を解決するために協力し合い、そうすることでよりよい未来を築くことができる、というものです。
例えば、パリでは政策を立案し実行するための「市民議会」という団体が設立されようとしています。毎年、1億ユーロ以上がこのために確保される予定です。大西洋の向こうのメキシコシティでは、900万人の直接参加によって憲法が作成され、提案の成功によってその声が反映され、採択されました。また、台湾では、国のデータを活用し、市民によるセルフモニタリングによって、COVIDの死亡率のピークを下げたことは、皆さんもよくご存じだと思います。
同じことが、ビジネスの世界でも起こっています。ゼネラル・エレクトリックのようなビッグネームは(コカ・コーラもそうですが)、クラウドファンディングやクラウドソーシングを利用して資金やビジネス・アイデアを調達しているのです。クラウド、そうです!彼らは、市民の力を求めているのです。
あまりにも長い間、大きな消費者プラットフォームと強力な権威主義的政府が私たちの行動を決定してきました。本書が示唆するように、これからは市民自身が主体的に問題に取り組み、解決していくことがより必要になってくるでしょう。
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