気候変動に対する潮流を変える、初の水上都市 First floating city hopes to turn the tide against climate change
今回の記事は「気候変動に対する潮流を変える、初の水上都市」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Many coastal communities could be flooded in a few decades if this trend continues.
このままでは、数十年後には多くの沿岸地域が水没してしまうかもしれない。
ボキャブラリー
norm | noun | 標準的な状況 |
---|---|---|
cumulative | adj | 累積する、蓄積された |
depict | verb | 文章などでを描写する |
unveil | verb | 秘密などを明かす |
comprehend | verb | 意を汲む;感覚的に気づく 理解(把握)する |
日本語訳
自然の不可避な変化に対抗するための未来型「浮遊都市」が3年前に提案された。国連とOceanix社のもと、このアイデアが韓国・釜山で実現する。国連は浮遊都市構想を発表した。
すぐに2つの疑問が沸き起った。なぜ、浮遊都市が必要なのか?そして、なぜ釜山なのか?
最初の疑問を解決するためには、過去150年間と過去四半世紀における気候変動の累積的な影響を理解する必要がある。Climate.Govによると、1880年以降、海面が8〜9インチ上昇し、その3分の1は2000年以降に起こったものだという。このままでは、数十年後には多くの沿岸地域が水没してしまうかもしれない。水上都市がその解決策になるかもしれない。
釜山は、国連のHuman Settlements ProgramとOceanix社との協定に署名した後、世界初の水上都市となる予定だ。この協定により、釜山市の340万人の市民と海上貿易のハブとしての地位が守られることになる。現時点で、釜山は海面上昇に脅かされている。グリーンピース・コリアは、海雲台ビーチがこの10年の終わりまでに水没する可能性があると警告している。
未来の釜山の画像は、建築の規範を超えている。国連本部は、12,000人が生活し、働くことができる15.5エーカーの空間を描いている。3つの浮遊プラットフォームには、近代的な住宅タワー、ショッピングセンター、オフィス、緑地、そして農場までが建設される予定だ。電力は自家発電し、自治体の施設もすべて備える。
Oceanix社のCEOであるPhilipp Hofmann氏によれば、釜山は最初の水上都市かもしれないが、最後になることはないという。マイアミ、ニューヨーク、モルディブ、ラゴス、リオなど、他の多くの沿岸都市も、いわば「水上都市化」に適したケースと言えるだろう。
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