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Corralling the Yahoos 野蛮人をとらえろ!!

ご存知の通り、最近物議をかもしだしている米ヤフーのCEOのメイヤー氏の発言。yahoo02 在宅勤務禁止令 米国のみならず、世界的にみても在宅勤務の率は増えているのに、何故? 英エコノミスト誌の記事タイトルはCorralling the Yahoosだ。つまりもともとヤフーの名前の由来である『ガリバー旅行記』に出て来る野蛮人(半分人間、半分獣)をもじって書かれている。 “YOU can’t have everything you want, but you can have the things that really matter to you,” writes Marissa Mayer, the boss of Yahoo, in a blurb for a book called “Rebooting Work”. But not, it seems, if you are a Yahoo employee and working from home is really important to you. As part of her efforts to reboot the ailing internet firm, Ms Mayer has decreed that from June all the company’s staff will be expected to come into its offices to do their jobs. 冒頭に「あなたが全て望むモノを得ることはできないのです。しかし本当に重要だと言えるモノは別だ」とマリッサ・メイヤー女史は書いている。6月から全員が出社して仕事をすべしとしている。お殿様が登城のお達しをしたわけだ。 同誌の他の記事は、

Mayer culpa (メイヤーの罪)

として少しばかり皮肉混じりで綴られている。 まぁ、Yahooそのものの資本も2000年には1,250億ドルあったものが今では25億ドルにまで落ちてしまったことを考えると時代は変わったとはいえ、「活」を入れなければならないのはわからないでもない。 しかし、事務所に出向いて仕事することが、必ずしも正解でないという調査もこの記事では引用している。以下に紹介する。 A study by researchers at Stanford and Beijing Universities of a large Chinese travel company compared the performance of employees allowed to work from home with those who were stuck in the office: among the home-workers, job satisfaction rose, staff turnover fell by half and productivity went up by 13%. Hardly surprising, since a lot of people don’t seem to work while they are at work: last year J.C. Penney, an American retailer, discovered that a third of its headquarters’ bandwidth was taken up by employees watching YouTube videos. スタンフォード大学と北京大学で調査内容だ。ある大手の中国系旅行会社の従業員の在宅勤務とそうでない場合のパフォーマンスを比較している。調査によると在宅勤務の方が従業員の満足度は上がり、離職率が50%まで下がっている。 つまり2人が辞めてしまう職場が1人だけの退職者でとどめている。そして生産性も13%も高いらしい。 もっと驚くことに、J.C.Penny(大手小売業)の本部で働く従業員のネットトラフィックの3分の1はYouTubeのビデオの閲覧だったと!