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2030年のビジネス創発拠点「東京」を考える

先日のブログでも少し触れましたとおり、昨日、新丸の内ビルのエコッツェリアにて行われた掲題の集まりに参加してきました。 正味2時間のこのセミナーの講師はSBI(Strategic Business Insight)社の高内代表。(写真) 高内氏の無料SCANセミナーを2014年10月17日に開催いたします。
講演する高内氏 2014 Sept 17 @Marunouchi
講演する高内氏 2014 Sept 17 @Marunouchi
参加者は、ほぼ大手企業のそれも中枢の方々ばかりが参加されているという印象が強かったです。それも皆さん、企業の規模は大きいのですがその弊害を受けずにかなり柔軟な発想力を持たれている方々ばかりでした。 講演終了後に簡単なワークショップを行いました。 そのお題は以下のようなものでした。 「東京駅の西側と皇居の間に拡がる広大なオフィス街が国際的な競争力を持った持続可能性の高い、世界経済のハブとしてあり続けるために何ができるか問われ、2030年までの開発計画を一任されたと考えて下さい」写真 (Marunouchi) という前提のもと、各テーブル4名~5名のメンバーでブレストを行いました。 ブレストの条件は、2030年の未来から現れたオラクル(巫女)にあなたはたったひとつだけ質問することができます。戦略を立案するあなたは未来の巫女にどのような切り口の質問をされますか?というものでした。 この質問の回答によって開発計画の外的要因(邪魔するものなど)を予想して立案していくというものでした。 回答は様々でした。  「戦争は起こっているのか」「2030年の世界地図を見せてほしい」「東京の人たちの移動手段は?」「世界で一番収益をあげている企業の業態を教えて欲しい」「エネルギーの世界分布はどうなっているのか」「東京にCreativeな人間がどの程度暮らしているのか」等々。 今、目の前にある事実を組合せて、クラスターを作り、作ったクラスターから起こりうる未来を考える作業を地道に行うことの重要性を改めて感じました。 また、大手企業になればなるほど、未来の変化の予兆には敏感で、そこに対して本当に大きな予算をかけていることも知りました。 なんとなく、漠然と日々の出来事やニュースを眺めているだけは、この激動の社会でサバイブすること難しくなってきています。