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  マットBlog

タリバンとの和平交渉は条件次第

数日前にタリバンがようやく話し合いに応じる模様だというニュースを読んだ。 ところが本日のNew York Times紙の記事はこうだ。 タイトルだけ内容は想像できる。

Taliban Talks Could Depend on Detainees

Detaineeは被拘禁者のこと。 タリバンとの話し合いは被拘禁者次第になる。 These five prisoners at Guantánamo Bay, Cuba, could be the key to whether the negotiations the United States has long sought with the Taliban are a success, or even take place. A Taliban spokesman in Qatar said Thursday that exchanging them for Sgt. Bowe Bergdahl, an American prisoner of war who has been held by militants since 2009, would be a way to “build bridges of confidence” to start broader peace talks. 人質との交換条件が build bridges of confidence 信頼の架け橋を築く、【何に対して?】 broader peace 大局的なpeace talk 和平交渉がスタートする、との事だ。 この記事を読んでいて、アメリカのドラマ Homelandを思い出した。 確かこのドラマは、CIAの作戦担当官キャリーが、イラクで命令違反の作戦を実行したため保護観察に置かれた後に、CIAテロ対策センターへ異動となる。(これはまた24の世界) イラクで、キャリーは内通者からアメリカ人戦争捕虜がアルカーイダによって転向させられたと警告を受ける。確か、本人が処刑される前に彼女は囁かれたのだが・・・・
キャリーの上司でテロ対策センター指揮官デビッド·エステスが、キャリーと彼女の同僚を呼び出したことから、彼女の仕事は複雑化してしまう。 キャリーは、2003年以降服務中に行方不明となったとして報告されていたアメリカ海兵隊 軍曹ニコラス·ブロディが、デルタフォースによりテロリスト、アブ・ナジールのアジトの襲撃時に救出されたことを知る。キャリーは、イラクでの内通者が話していた囚人はブロディであると信じるようになる。 804_2_0_prm-keyart_1024x640 しかし、連邦政府とCIAの彼女の上司はブロディは戦争の英雄として見ている。ブロディを監視下に置くために上司を説得することは殆ど不可能と考えたキャリーは、彼女が信頼できる唯一の​​人物、ソール・ベレンソンに近づく。アメリカ国土上の第2のテロ攻撃を防止するため、二人は力を合わせてブロディの調査に当たることになる。
アメリカドラマも、テロに怯えるという状況をあえて作り出して、視聴率を上げようとする手法が、一番刺激としてはよいとみているのだろうか。 やはりテロ攻撃を実際に受けた国という事が背景にあるのだと思う。 冷戦時代はソビエトを対極におけば視聴率が稼げたのだろう。今は、中国とタリバンがソ連に変わっただけだ。 そういえば昨日あれだけ下げたアメリカ株の取引が始まった。出だしは若干買いから入って現在は昨日よりも82㌦高い$14,858 だ。 連銀議長が緩和政策をそろそろ終焉にするかもしれないと言っただけで株価が落ちる。 これでは、量的緩和はいつやめるのか?そのように問うても、林先生のように即座に「今でしょう?」とは答えられない株式マーケットになってしまっている。 これは対岸の火事ではないのだが。