マットBlog
英語は度胸と少しの愛嬌が肝心
2013年6月12日
本日は、仕事を終えてから学校に向かいこの文章は帰りの電車の中で書いている。何故、タイプが出来るのかと言えば、帰宅時間を15分遅らせて始発電車に乗ったからなのだ。
実は私、マット竹内(そのように紹介されていたので)は、日中仕事をして夜は大学院で学生をやっているのだ。
ここまでならば、「俺も、私もやっている」という人もいらっしゃるかもしれない。社会人大学院生はそれなりに数が多いのだから。
しかし、教わる顔ともう一つ、年の後半は北陸地方にある大学院で教えるために飛ぶ、という顔も持っている。
羽田から飛行機で1時間、しかし羽田から自宅まで1時間30分かかってしまうので、田舎暮らしも一長一短だ。
そんな事で、周りからは「お前大変だなぁ~」と半分哀れみを含んだ激励を頂く。 本人は根っからのさぼり魔なのでかえって、超過密位が丁度よいと思っている。
さて、ここまで書くと『もうないのかぁ?もっと何かやってないの?』と思われるかもしれない。ドラえもんではないのでポケットからそんなに沢山のネタを出すことは出来ない。
しかし、本当はまだまだ「あります!」 それはおいおいということで。
先ほどの続きで書くとすると、その北陸の大学院では何故か英語で講義をしているのだ。
これについても外野から「お前に出来るのかぁ?」と問われる。いや問わないまでも皆内心はそう思っていることだろう。
でも、身振り手振りを最大限に使いつつ、1回あちらに飛べば3時間話をして帰ってくる。
このブログは英語のブログなのでお読みになられている方には、強く申し上げたい。
「やれば出来る」いや、やってしまえば結構できるものなのだ。
これは、大げさではなく、読者に気を遣って言っているのではない。
1ヶ月後に同じ立場で英語で講義をするはめになっても、なんだかんだ「出来る」「出来てしまう」と断言させてもらう。
『いい加減なこと言うな』と思われるかもしれないが、本当だ。
講義はいつやるのか? 「今でしょう?」とは決して言わない。
1ヶ月後なので、皆さん準備が出来るのだ。
ここで一つだけ絶対に忘れてはいけないTips(役立つネタ)をお伝えする。
【準備をしても、丸暗記はしない!】
期間がある程度あるのなら、丸暗記をするのもありかもしれない。しかしそれでも大抵の場合、当日その場で頭が真っ白になって講義はStop ボタンを押されたまま止まってしまう。
実際に、知り合いの講師が日本語で講義を丸暗記して完璧な形で臨んだのに、本番はWhite Out状態になった。
実は、このTipsには通常の英語運用をうまく行う為のヒントにもなっているのだ。
会話や例文を丸暗記したり、プレゼンで完璧な英文原稿を用意して臨んだりする人が多い。それはそれで正解なのだが、出来ればアウトラインだけを暗記してそこからは、自分の持っている力で相手の反応を見ながら会話やプレゼンを進めることの方がはるかに説得力がある。
日本語で考えても同じだろう。外国人が、日本語を棒読みをして目は原稿から一時たりとも離れなかったら「君、我々に何かを訴えようとしているの?」と思ってしまう。
ボードゲームで将棋などでも、戦術(定跡)を丸暗記して対戦相手がその型を違う動きをしてきたらパニックになってしまう。これと同じなのだと思う。型にはまらない。型は覚えて忘れる、むしろ忘れるように努力すべきだと思う。
さて、現在23時15分。どうやら本日中に今日のブログを更新できそうだ。
今、猛烈に気になっているのが、米国で起きている例の告発とGoogleやFBの反応を含めた一連の動きだ。
ちょっと調べて見たい。
帰宅したら本日購入したBlue-rayをちょっとだけ観てみたい。 ヤンソンス/内田光子 ベートーヴェンのピアノコンチェルト3番。普段はジャズを聴くのだけれど、内田さんの迫真というよりも鬼気迫る演奏に魅せられてこのディスクを買ってしまった。
久しぶりに凄まじい演奏で、山下洋輔も降参するに違いない。
【後日談】 結局、帰宅してBlue-Rayを途中まで観てしまった。そhして現在深夜1時15分。
本当にこのオケと内田さんの演奏は、きっと心あるロック青年にも響くのではないかな、と思った。 そんな事を考えながらネットを見ていたら、この演奏がネットで観られることをがわかった。
(Blue Rayとはいえ5,800円は一体・・・・)
ご興味のある方はこちらから
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
指揮:マリス・ヤンソンス Mariss Jansons
バイエルン放送交響楽団 Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
ピアノ:内田 光子 Mitsuko Uchida