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  マットBlog

英語の学習法について

このブログでも折に触れて、学習法について書いてきたと思う。 先日、受講者の方とBusiness English Proの効果的な学習法、そして広義では英語学習法についてメールのやりとりをした。 そのやりとりの抜粋をご紹介したい。 以下、ご参考までに。 読む方法には2種類がある

もしも単語力が圧倒的に足りない場合は、Intermediate の毎日の記事で2回以上遭遇した苦手な単語(意味がとれないもの)は必ずMy Vocabularyのリストに加えて下さい。もしくはExcelなどのシートに単語、英文での意味(definition)、例文を記録して下さい。 これは、BEPROを通して未知の単語群を圧倒的に制圧することが目的です。

 そこから、❶読み際の精度をあげる事。(ほぼ完璧に意味をとる、出来れば英語のままで)

❷読むスピードを上げる。 ❶と❷は相反するように思われると思います。

緩急をつけながら、「今週は精度を徹底的に上げて精読しよう!」「次週は逆に、戻り読みを一切せずに英文を前からスピードを上げて読むように心掛けよう」

このように、学習の方法を工夫してみて下さい。

 

❶と❷がバランス良く伸びると、感覚としても英語力がついたと感じて戴ける筈です。

これに、リスニングの訓練も加える事により、英語の発信部分を除けばかなりの力がつきます。

英語でのコミュニケーションで70%必要なのは、こうした力となります。

 「聴けなければ、話せません」 日本語でも会話にならないことがたまにありますね。相手のメッセージを理解していない場合にはそうなります。

 しかし、音が聞き取れても意味はとれません。つまり書かれた文章の意味がとれて初めて、それが音になった時にも

理解できるわけです。仮にネイティブスピーカーに、まとまった英文を朗読してもらい、その意味がとれるかどうか・・・。

通常は通常の英会話(インタラクティブな)よりも遥かに難しくなります。

実は、これがBEPROの毎日の訓練とまったく同じことなのです。 

  1. ニュース英語なのでビジネスマンには一番近い英文のかたまり
  2. 使われている単語もほぼ必須のものばかり
  3. スピードを毎日測定しているので読むスピードの目安に
  4. 最後に、この英文の塊(news article)をネイティブスピーカーが音読してくれる

 プログラムとして至って単純なものかもしれません。

まずは、上記の訓練を意識的に進めてみて下さい。

 これが出来たら、以下のようなメニューもお勧め致します。

 ① もしもIntermediate であればBeginning Levelの教材をエクストラに学習。つまり2つのレベルを同時に進めるのです。 

(Advanced LevelならBasic Level)  さて2段階下のレベルの音声データ(mp3)をダウンロードして下さい。

それを音声だけで聞き取ります。次にBeginning Levelの5つの問題をリスニングだけで解いていきます。

下のレベルもこれだけ、難易度を上げるとなかなか手強いものになります。 こうしたエクサイサイズの狙いはお分かりかと思います。

 

② 上の①と同じように今度は、ヒアリングではなく、2つ程下のレベルをご自分のレベルと同時に学習していきます。

今回は、学習方法は通常と同じです。 ただし、2つ下のレベルの問題を解いた後に、必ず日本語訳を見てください。

さて、この日本語訳から英作文を行ってください。英文記者になったつもりで。

 

この①、②を毎日やるのは、恐らくお仕事の関係から難しいと思います。週に1~3度程度曜日を決めて行うとよいでしょう。

繰り返しになりますが、これはインプット力がある程度ついてから行う方が効果的です。

 

最後に③としての提案。

 ③ 英語を学習するという意識を捨てることです。 この段階では、添付ファイルのような英文を読んで将来のトレンドを予想しながら読むというエクササイズを始めることをお勧めします。 

このコースのもう一つの目的は「英語で情報をとる」ということなのです。

こんな読み方が癖になると、日本語、英語に関わらず、自身の中にレセプターが設置されて情報に対する感度が磨かれます。 

 実は10月から、BEProも二つの部分をエンハンスします。一つは③のエクササイズが出来るに耐える記事選びを強化します。記事ソースも更に幅広いところから引っ張って来ます。

二つ目は、英語音声の部分を現在のものよりも読み手を含めて音質部分を向上させます。

③のエクササイズは、本当はグループで行えれば尚よいのですが、今すぐには難しいと思います。

 以上、ご参考になれば。