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  マットBlog

英作文・・・

ミネソタ大学で長年教えておられた先生が、著書「英語の書き方」の中で面白いことを書いている。 我々、日本人にはショッキングなことが随所に出てくる内容なのです。 例えば下の3つの英文を見てみると・・・
  • I walked down the road.  I saw a bird. It was in a tree. It was singing.
  • I walked down the road, and I saw a bird, and it was in a tree, and it was singing.
  • As I walked down the road, I saw a bird singing in a tree.
単語に関しては3つの文章ともそれほど変わらないのです。 しかし、著者いわくこの3つの文章は「大人」と「子供」程にセンテンスの違いがあると言っています。それも一番上の文章はアメリカでは中学2年生程度の文章だということなのです。短い文章の羅列は子供の文章になりがちだということ。我々でも下手をすると単文の羅列になっていることがよくあるのです。 また、二番目の一番長い文章。これは逆にand , and then, so, but 等の接続詞で連ねているだけで、必要以上に長い文章になってしまっています。 ひとつ驚いたのは小学5年生のアメリカ人が書いた文章には接続詞がひとつのパラグラフに8個。中学2年生では5個、大学生はゼロ、公的文章では1つとなっています。 自分でもbut, and , soなどを使って文章、段落をつなげていました。ちなみに大学生が接続詞を使わずにどのようなパラグラフを書いたのかを確認していきたいと思います。
"With the world suffering from a shortage of natural gas and oil, solar energy has caught the interest of many people, including the government. "Japan has always been a country of borrowers and a country that could make enormous changes in any aspect of society if the need should arise.
如何でしょうか。接続詞が使われていないのです。うまくそれぞれの文章がまとまっているのがわかります。 ちなみに小学校5年生の文章は以下の通りです。
"She didn't know what to do so she went over and covered its face and it went Beep Beeeeep and she saw the little yellow light again and she decided to bring him to school. "He shopped, and landed his Floboo, then got out and walked slowly towards this "thing."
これがアメリカの小学生の文章なのです。あまりにも自分たちの英文に近い事に驚かされました。ここまで多くないかもしれませんが自分自身も、この程度の接続詞を使いながらこのような文章を書いている感があります。これから少しだけこの点を気にしながら文章を書いてみるつもりです。