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  マットBlog

私のBEPRO学習法 その③

今回、MKさんが学習法やご本人の課題を提供してくれたので、紹介したい。 外資系の航空会社に勤務する M.K.さんの場合  【職場での英語の必要性】 仕事柄、社内における共通のマニュアル、資料等は全て英語または会社の本社所属国の言語で書かれています。我々航空業界で働く殆どの職員は、ある一定のレベル以上の英語能力が不可欠になるため、帰国子女以外の者は努力を怠れません。 私の場合、仕事の70%は英語での実務となります。「読む」「書く」「聴く」「話す」の割合は、それぞれの時期や仕事の状況にもよりますが、おおよそ「読み」「書き」に60%、会議やブリーフィングに40%が充てられます。 「書く」分野で最も多いのが社内用書類作成です。契約書やマニュアル等、気を遣って作成しなければならないものから、報告書・Eメールの社内通信やパワーポイントでの会議資料の確認及び添削に至るまでその範囲は様々です。ここで私自信が常に留意している事は、「如何に解りやすく簡潔に文章をまとめ上げるか」です。 会議でも常に自分の英語表現力に疑問を持ちながら、これでいいのだろうか?と納得のいかないことも。しかし次から次へとこなさなければいけない仕事に対し、社内用の文章は文法の正しさよりもむしろ如何に内容を正確に伝達するかという事に重きを置いています。そのため、目的語はitやthemなどの代名詞は避け、誤解をさけるために、あえて固有名詞を繰り返し使用します。勿論、英語では固有名詞の重複は文章の美しさを欠くこと承知しての判断です。  【英語学習三日坊主から新しい教材へ】 こうした状況の中で、英語上達の勉強は、たまに聴くCATVのニュースか、海外の映画を鑑賞する程度でした。またこれまで何度となく挑戦した様々な学習プログラムも全て三日坊主で終わっていたのが実情です。 仕事上では、既に業務にかかわる知識を日本語で理解している為に、それが英語で書かれたものであっても、特殊な単語以外は問題なく読めるレベルに達しています。 しかし、仕事以外の例えば日常的な話題、時事・経済などの一般的な内容が書かれている新聞記事や雑誌などになると読むスピードが格段に遅くなり、理解度も低くかったのです。それは取りも直さず、普段から新聞や雑誌等に触れていなかった事に原因がありました。 そこで、友人に勧められて始めたのがBusiness English Proという学習プログラムです。 始めてみてまず驚いたのが、その内容でした。全てが現地新聞の、しかも最新の内容が教材になっているためタイムリーな話題を英語で読むことができるのは大変に助かりました。時間の無い私にとって、毎日1記事を読み、記事内容についての質問に回答するという学習スタイルは有難いものです。1日の学習に要する平均時間はわずか15分程度。2ヶ月を経過した現在、気がつかないうちに読むスピードが上がっていました。つまり単純に二度読みしなくなったためスピードが徐々にあがり、更には理解度も上がってきたのです。恐らく記事を読んでいる間に時間が計測されているので、知らず知らずのうちに時間を気にしながら、また自分をある程度追い詰めながら英文を読んできた結果だと思います。  【何故、三日坊主の自分が英語学習を続けられたのか?】 また驚いた事は、三日坊主だった自分が、気がつくと既に2ヶ月を経過し、今もって学習を継続していることです。 なぜ続いているのか? それは、毎回ログインする度に一日でもやらなかった日があるとポップアップ画面が表示されて学習メーターが減点されてしまうのです。 最初はそんな事には気にも留めず適当にやりたい時にだけやればいいと思っていました。ところが、毎回これを観ているうちにゴールが遠のいてしまうという気持ちにさせられるのです。この事が「自分を追い込んでくれる良い機会」になったのです。 今では、記事を読む習慣がつき、加えて学習が短時間で出来ることから毎日続けています。実際の進捗としては、短期間では気づかないのですが、続けてみると大きな進歩があることを実感しています。 まず、記事内容に関しては、仮にBasic Levelであってもその内容は決して易しくはありません。まず記事を読む前に把握すべき重点項目や表現、単語に対する解説が(英語で)提供されています。この事が記事を読む際の理解度を高めてくれる。こうした点が良いと思います。 語彙の解説も辞書のように単純に意味のみを並べているのではなく、この記事に対する内容に沿った解説として書かれているので理解しやすく、また例文も同時に掲載されているので覚えやすい。ただし、単語の意味はわかっても「発音記号」が付加されていないのでどう発音すればいいのか、またアクセントの置く場所もわからないものもあるため、加えてもらえると便利です。 【今後の英語学習の課題点】 現在、一番苦労をしているのはListeningです。特に海外のテレビ・ラジオのニュースはノーマルスピードで読まれると聞き取る事が難しく、決して理解度は100%ではありません。またイディオムや慣用表現についても苦手です。ネイティブスピーカーが話す英語は、イディオムやコロケーションを多用し、難しい1単語(Big Word)だけで表現することはむしろ少ないような気がします。 私はこれまで、国際会議等に出席する機会もあり、多国籍の癖のある英語の発音にはある程度対応できるようになりました。一方で、普段あまり交わすことの無いネイティブスピーカーとの対話になると慣れていないという事もあり、聞き取れない場合も多く、その辺りが今度の自分の課題だと考えています。 これまでBusiness English ProのReadingとListeningでの学習効果を実感しました。今後は学習を続けながら、次のステップとして精読による文章表現力の増強やイディオムの習得に努めて行きたいと考えています。 【BEPro事務局】 ありがとうございました。 皆様の学習法があれば、info@wisdomsq.com までご連絡下さい。