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  1日5分ビジネス英語

スクリーンタイムの隠れた中毒者たち Screen Time’s Hidden Addicts

今回の記事は「スクリーンタイムの隠れた中毒者たち」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

No matter how we see it, one thing is clear: the increase in screen time among the elderly will keep growing.

どう見るにせよ、一つだけ確かなことがあります。それは、高齢者のスクリーンタイムは今後も増え続けるということです。

 ボキャブラリー

Addictedadjやめられないほど依存している、特に有害または習慣性のあるものに夢中になっている
Scamnoun人を騙して金銭をだまし取る詐欺や不正な計画
Criticizeverb誰かや何かの欠点や問題を指摘して非難する
Trendnounある事柄が時間の経過とともに進展または変化していく一般的な方向性
Scroll throughphrasal verbニュースやSNSの投稿など、デジタル画面上の内容をスクロールして閲覧する

 日本語訳

多くの親たちは、子どもがスマートフォンやタブレットを使いすぎているのではないかと心配しています。学校や医師、政府もこの懸念を共有しています。いくつかの国では、学校でのスマートフォン使用を制限または禁止しており、16歳未満の国民に対してソーシャルメディアを禁止している国もあります。

しかし、人々はもしかすると「間違った世代」を見ているのかもしれません。子どもたちがスクリーンを見すぎていると非難される一方で、高齢者たちもまた、長時間スマートフォンやタブレット、コンピューターを使用しています。『エコノミスト』誌によると、高齢者は今やデジタル機器を最も多く使う世代のひとつになっています。

子どもと違って、高齢者はお金やクレジットカードを持っているため、オンライン詐欺の標的になりやすいです。また、ソーシャルメディア上の偽情報を信じやすく、それが好みや意見、さらには投票行動にまで影響することもあります。55歳以上の多くの人が家庭用ゲーム機で遊び、中には依存状態になり、治療を必要とする人もいます。

すでにこの傾向を懸念する国もあります。スマホ使用率が世界でも特に高い韓国の調査では、60~69歳の15%がスマホ依存の危険があると報告されています。日本の地方の調査では、スマホの使いすぎが睡眠時間の短さや健康状態の悪化と関係していました。中国の研究でも同じような結果が見られました。

高齢者が長時間オンラインで過ごしていても、注意されたり批判されたりすることはほとんどありません。自由な時間が多く、やめるよう促す社会的な圧力も少ないため、ニュースやSNS、ゲームを何時間も見続けてしまうのです。

とはいえ、この「デジタル老年期」が必ずしも悪いというわけではありません。テクノロジーのおかげで、高齢者は家にいながらニュースを読んだり、食料品を注文したり、医師と相談したりすることができます。また、娯楽を楽しみ、時間を有意義に過ごす助けにもなっています。

どう見るにせよ、一つだけ確かなことがあります。それは、高齢者のスクリーンタイムは今後も増え続けるということです。

 参考動画

女性写真家・西本喜美子さん

 参考動画

カメラ越しの目で生きていけたら 西本喜美子

【テーマ】Screen Time’s Hidden Addicts / スクリーンタイムの隠れた中毒者たち

西木山さん

自分と言いたいことが同じでした!端的に短い文でまとめられること尊敬します。

西木山さん

After reading this article, I predicted a future where apps that measure how well we manage our smartphone use will become popular.
(日本語訳:この記事を読んで、どれだけうまくスマホと付き合えているかを測るアプリが流行る未来を予測しました。)

スマホ依存、スクリーン依存が発生しているのは便利だからだと思います。
車による交通事故死者数を無くしたいのであれば車を使うのを全世界で止めれば年間120万人の交通事故死者数を減らせますがそれは、経済がある等々理由はありますが便利を手放せないというところに行きつくかと感じます。
ここまで社会に浸透していると車依存という言葉が出てこないので、子供達にスマホの制限をするのは子供時代にスマホを持っていなかった我々親世代の価値観からくるものかもとこの記事を読んで感じました。
ただ私自身もそうですが、車を持つことが当たり前だった時代が変化しているように、スマホを持つのが当たり前の世界も先週の記事にあったウェアラブル機器の発達で変わっていくかもしれませんね。
ただまずは人間の危機意識の発露として、現在のiOSの中にあるスクリーンタイム分析の延長線上でスマホとどの程度上手く使えているかを総合的にAIによって判断できるようなアプリが流行る未来を予測しました。

Hikaruさん

私自身も年々スクリーンタイムが増えていて、加齢も加わって、一回の睡眠時間が短くなってきているので、身につまされる思いのトピックでした。10月21日のトピック「The “Buy” Bottun」のネットでの買い物依存もですが、生活に弊害ができるまでのプロセス依存は、なかなか離れることが難しく、まずは、自分に依存傾向があることを俯瞰して見ることができる場が必要に感じます。コロナ禍でわかったように、場所を超えて繋がれることもネットの良さなので、スクリーン時間を、他の誰かとの共有の場にできれば、もう少し心身ともに良い影響になるようにも感じます。

Salsoulさん

何事にも二面性はありますので、どちらかだけの見方をせず、一歩引いた考え方をすることで、Aha momentを感じる事ができると思わせていただいた記事でした。ありがとうございました。

Super HIDEGAKIさん

In the past, they said that elderly people would not be digital natives. But now elderly people have more screen time than younger people. It’s surprising.
Now I’m on a train in Tokyo, certainly almost all people are watching their smartphone including me.
We sometime have to release it!
(日本語訳:かつては、高齢者はデジタルネイティブにはならないと言われていました。しかし今では、高齢者のほうが若い人よりスクリーンタイムが長いのです。驚きですね。今まさに東京の電車の中にいますが、私も含めてほとんどの人がスマートフォンを見ています。ときにはスマホから解放されないといけませんね。)

ともさんさんさん

どんなツールであれ「使う」のか「使われる」のかによって効果や結果は変わるんでしょうね。
「それホント?」でもう一歩深掘りしてみたり、反対側から見てみたりで、「詐欺」の多くは防げたりでネガティブな効果を最小限にして、他の方もコメントされてるようにQOL向上になるよなポジティブな効果の進展を期待しています。なんせこの先高齢者人口拡大してくので。

Akさん

While almost all information, shopping, and administrative procedures are done through the screen with a smartphone or computer, we can no longer live without the screen. This will lead to an increase in the number of new types of eye, brain diseases, sleep disorders, and autonomic nervous system dysfunction. However, new types of screens that place less stress on our bodies might emerge.

As for addiction, the conversation with AI isn’t bad; I like it. In the future, when my children live separately from us, my husband will be gone, and I will speak with AI routinely like I do with my closest friend. In this sense, I’m worried about AI addiction rather than screen addiction.
(日本語訳:今やほとんどすべての情報収集や買い物、各種手続きがスマートフォンやパソコンの画面を通じて行われており、私たちはスクリーンなしでは暮らせない状況になっています。その結果、新しいタイプの眼や脳の病気、睡眠障害、自律神経の不調が増えていくでしょう。しかし一方で、身体への負担が少ない新しいタイプのスクリーンが登場するかもしれません。
依存という点では、AIとの会話は悪くないと感じていて、私はそれが好きです。将来、子どもたちが親元を離れ、夫もいなくなったら、私は親友と話すような感覚で日常的にAIと話していると思います。そういう意味では、スクリーン依存よりもAI依存のほうを心配しています。)

Jtさん

I believe that the screen time of older people can be a valuable resource if proper management and educational systems are in place.
If older adults learn to use technology effectively, their quality of life can improve.

For example, they can shop online when going outside is difficult.
They are less likely to feel lonely because they can stay connected with family and friends through online communication.
They can also consult doctors online, which makes health management easier.
Additionally, they can enjoy their favorite movies, games, and learning apps, allowing them to expand their activities.

In summary, using digital devices properly can become a tool that broadens their world.
(日本語訳:高齢者のスクリーンタイムも、適切な管理と教育の仕組みが整えば、とても価値ある資源になり得ると私は考えています。高齢者がテクノロジーを上手に使えるようになれば、生活の質は向上します。例えば、外出が難しいときでもオンラインで買い物ができますし、家族や友人とオンラインでつながることで孤独感も軽減されます。オンラインで医師に相談できれば健康管理も楽になります。さらに、好きな映画やゲーム、学習アプリを楽しむことで活動の幅を広げることもできます。要するに、デジタル機器を適切に使えば、高齢者の世界を広げる道具になり得るのです。)

orangeさん

周りを見ていると、パソコンを会社で使いリタイアした世代、韓国の調査と同じ60〜69歳のスクリーンの依存症の危険は充分ありますね。これから先のスマホを身近に成長した世代はさらにこの傾向が続いて行くのでしょうね。反面、リタイア後にスマホが普及したその上の世代ではIT弱者が多いのかなという印象です。ITリテラシーの訓練を受けることなく先端技術を享受してしまった世代に対して、興味を持ちやすいゲームやSNSを通じて教育訓練ができる仕組みが必要だと思いました。

nobotaさん

Smartphone addiction among the elderly offered a fresh perspective. I suspect they may be dependent in ways distinct from younger people. Viewed from the opposite angle, it suggests that compelling content and features are continually emerging. It would be ideal if we could keep pace with technological advancements.
(日本語訳:高齢者のスマートフォン依存という視点は新鮮でした。若い人とは違った形で依存しているのではないかと感じます。一方で見方を変えれば、魅力的なコンテンツや機能が次々と生まれていることの裏返しでもあります。私たちもテクノロジーの進歩にうまく歩調を合わせていけると理想的ですね。)

雨のち晴れさん

スマホやタブレットの利用、SNSの利用にはメリットとデメリットがあることは年齢に関係ないということですね。若者の方が依存症になりやすいということがあるのかも知れませんが、大人であっても依存症にはなりますし、詐欺にもあいます。
身近でも「PCがウイルスに感染したとの警告音がなり、そのサポート先に連絡させるサポート詐欺」の被害の話を良く聞くようになりました。知識があれば、怪しい連絡先に電話することはないのですが、情報の差が被害に繋がっています。
事故にあうリスクがあり、依存症の危険もあるものなので、一定の教育を受ける機会があった方が良いと思いました。高齢者が詐欺集団の餌食になることなく、デジタルツールの恩恵を受けられることが大事ですね。

Cooさん

私の廻りの高齢者は端から諦めている人も結構な比率で見受けられます。

日本はどちらかというと年齢を理由に諦め、社会インフラとしてデジタルツールが発展しないイメージでしたが、逆であればまだ良いのかと思いました(程度の問題はあると思いますが)。

記事の通り、この内容が事実なのか鵜呑みにできる実感はあまりありませんが、敷居が下がればビジネスチャンスとして捉えて変化が起きるかもしれませんね。

おかえりさん

きちんとしたマナーを調べないまま、大人はネットやSNSを使い方を管理してくれる人や教えてもらう相手がいないため、危険かもしれませんね。
実際家族がChat GPTを鵜呑みにしている姿に不安を感じています。間違うことも多いですし、Chat GPTのみの生成AI1本に頼るような状況は危険だと感じていました。
何度も話し合いしているのですが、改善しないので悩ましいことのひとつです。(自分=Chat GPTみたいな気持ちになって、否定されると悲しくなるみたいですね。難しいです。)

M-san

西本喜美子さんのご紹介ありがとうございます。前々から存じ上げていましたがお亡くなりになったことは知りませんでした。ご冥福をお祈りしたいと思います。
本当に好奇心は年齢に関係がないことの証左ですね。素晴らしいです。カメラ・PC・編集ソフトを70の手習いから始めて使いこなすとは・・・。西本さんの事例が示すことは、西本さん予備軍が潜在的には大勢いるということですね。各所でシニア向けのPCやスマホ教室がありますが、カリキュラムの再編(中・上級者向け)も必要かもです。
スクリーンタイムも能動的な時間なのか、受動的な時間なのかで全く意味合いが異なり、ITの積極的な活用であればスクリーンタイムが長くても全く問題ありませんね。一方、なんとなくのSNSの長時間視聴(受動的)は貴重な時間の浪費や依存症のリスクがありますね。

デバイスとプリンターさん

新たな市場がうまれる兆しでしょうか。
デジタルを使えなくて苦労するより良いように思います。ただ、記事にもある通りセキュリティ面での心配はありますね。それすらも乗り越えそうな勢いに見える記事でしたが。

ごっチャン

 今回の記事と、今年3月の高齢者を中心に広がるネット詐欺被害、2024年の過度なデジタル化によるメンタル面や社交面での弊害、
2019年の米国の高齢者は若い人たち以上に多くの虚偽報道を共有しているという調査結果、
2022年の団塊世代の孤独を癒やすロボットのトピックスから、

 「若者向けと同じくスマートデバイスなどを高齢者が安全に使えるための技術開発や法規制のニーズが、今後各国で高まる」事を予想しました。
上記のトピックスでも、高齢者のネット詐欺被害が広がっていることに警鐘がなされており、この傾向は残念ながら今後さらに強まるものと思われます。

 一方で、今回の記事も語っており、また、貼っていただいた高齢の写真家の動画のように高齢者の生活がデジタル化で便利になり、社会的な活動範囲を広げることも確かと考えるため、
高齢者向けのデジタルリテラシーを上げるための政策や安全面での法規制の強化とともに、高齢者が便利かつ安全にスマートデバイスやネットサービスを使えるような技術開発もビジネスチャンスが広がり、活性化するものと感じた次第です。

ポッドキャストの続きは で!

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「マット竹内の1日5分ビジネス英語」ポッドキャストの英文記事スクリプトは、WISDOM SQUARE で提供のサービス 1日10分ビジネス英語 で配信されています。

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