湯につかった世界 World in Hot Water
今回の記事は「湯につかった世界」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Taking action on climate change is more important than ever.
気候変動に対して行動を起こすことは、これまで以上に重要である。
ボキャブラリー
Absorb | verb | エネルギー、液体、または情報を吸収する |
---|---|---|
Ignore | verb | 気づかないふりをする、または認めることを拒む |
Urgent | adj | 即座の行動や注意を必要としている |
In the long term | other | 長期間 |
Take action | phrasal verb | 問題や状況に対応して何かをする |
日本語訳
新しい研究によると、海洋温度は1980年代の4倍のスピードで上昇している。過去には10年ごとに0.06℃上昇していたが、現在は10年ごとに0.27℃上昇している。地球の表面の約71%が海で覆われていることを考えると、私たちの世界は文字通り、そして比喩的にも「湯につかっている」と言える。
サイエンス・デイリー誌によれば、これは太陽からの熱が宇宙へ戻る代わりに地球上に留まるためだという。主な理由は2つある。温室効果ガスの排出が増えていることと、反射される太陽光が減っていることだ。2023年から2024年の初めにかけて、海水温は450日間連続で過去最高を記録した。その一部は、太平洋を暖める自然現象であるエルニーニョによって引き起こされた。しかし、科学者のクリス・マーチャントによれば、記録された温度の40%以上は、海洋が太陽光を加速度的に吸収していることに由来しているという。
科学者たちは、海洋が気候変動のスピードを左右すると考えている。海洋の温暖化が早まるということは、気候が悪化しているということであり、早急な対策が必要ということを意味している。
この問題を無視すれば、深刻な被害をもたらすだろう。温暖化した海は、サンゴ礁、魚の個体数、天候に影響を与える。長期的には、海面上昇、暴風雨の強まり、山火事の増加につながるだろう。
すべての異常気象が気候変動によって引き起こされるわけではないと言う人もいる。しかし、科学者たちはデータやコンピューターモデルを使って過去の出来事を研究し、現在の気候と比較している。その結果、熱波、山火事、暴風雨は二酸化炭素汚染と密接な関係があることがわかった。
気候変動に対して行動を起こすことは、これまで以上に重要である。しかし、排出削減の取り組みが確実に行われているかと言われればそうでもない。とういのも、例えば、ドナルド・トランプ大統領の化石燃料生産の拡大や沖合風力発電の停止を命じる政策が実現しているからだ。
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