マイクロロボティクスが医療の新境地を試す Microrobotics Tests New Frontiers in Medicine
今回の記事は「マイクロロボティクスが医療の新境地を試す」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
The work requires patience and steady hands, like picking up a grain of rice with chopsticks!
まさに、箸で米粒をつまむような根気と安定した手が必要だ!
ボキャブラリー
Dissolve | verb | (固体を指して)溶液を形成するように液体になる、または取り込ませる |
---|---|---|
Biodegradable | adj | 微生物によって自然に分解され、環境に害を与えない性質を持つ |
Recover | verb | 健康、精神、または体力の通常の状態を取り戻す |
Thin | adj | 厚みも深みもほとんどない |
Pick up | phrasal verb | 何かを表面から持ち上げる、または集める |
日本語訳
ロボットが医療の世界に導入されて久しい。例えば、手術用の複数のアームを持つダ・ヴィンチ外科手術ロボットや、放射線で腫瘍を治療するサイバーナイフなどがある。その他、病院内で物資や食事、検体を運ぶロボットもいる。また、患者を元気づけるソーシャルロボットや、脳卒中や麻痺からの回復を助ける外骨格ロボットもある。
これらのロボットは、手術室や病室、病院の廊下など、体外で働く。しかし、人体内を移動して正確な場所に薬を届けたり、手術を行ったりする小さなロボットを想像してみてほしい。
マイクロロボットはこれまでも、特定の場所に薬を届けるために使用されてきた。しかし、シンガポールの科学者たちは、体内の正確な場所に4種類の異なる薬を届けることができる新しいロボットを開発した。このようなロボットが作られたのはこれが初めてである。
この小型ロボットの大きさは約1mm、米粒大である。転がったり、這ったり、障害物を乗り越えたりして体内を移動する。移動には磁場を使い、4種類の薬を別々のコンパートメントに入れて運ぶ。このロボットは人体に無害で、科学者たちはそれを生分解性にするための研究を進めている。つまり、役目を終えた後に体内で溶解し、痕跡を残さないということだ。
このロボットの臨床実験を開始するには2~5年かかるとみられており、政府の承認を得るにはさらに時間がかかるだろう。それでも、医療にとっては明るい展望だ。
将来、マイクロロボットは大きな変化をもたらすかもしれない。体を切開することなく手術ができるようになるかもしれない。「手術の代わりに、ロボットを錠剤や注射で体内に導入すれば、それらが自ら処置を行ってくれる。」と、CUボルダーの研究者であるジン・リー氏は述べた。彼のチームはさらに小型のマイクロロボットを開発しており、その幅はわずか20マイクロメートルで、人間の髪の毛よりもはるかに細い。
この小さなロボットは大きな可能性を秘めているが、開発は非常に難しい。まさに、箸で米粒をつまむような根気と安定した手が必要だ!
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