ベストを読む Reading the Best
今回の記事は「ベストを読む」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Anyway, reading one of the greatest books is time well spent. So, go ahead and enjoy reading!
名著を読むことは、時間を有効に使うことだ。さあ、読書を楽しもう!
ボキャブラリー
Classic | adj | その種類の中で最も優れたまたは最も重要なものの1つと考えられる |
---|---|---|
Choose | verb | いくつかの選択肢から選ぶ |
Suggestion | noun | 考慮されるべき提案や計画 |
Organize | verb | 整理する、または順序に並べる |
Look at | phrasal verb | 何かを調べる、または考慮する |
日本語訳
本好きにとって、名著を読む喜びは何物にも代えがたい。しかし、どう頑張ったって世界中の良書をすべて読むことはできない。一生のうちに読むべき本を数百冊選ぶ必要が出てくる。
数多ある「良書」と何百もの「ベストセラー」リストから数百冊を選ぶのは難しい。もっと簡単にならないだろうか?テキサス出身のコンピューター・プログラマー、シェーン・シャーマンが作った名著リストを見てみよう。彼のリストには1万冊以上の本がリストアップされている。これらの本は300の「読むべきリスト」から厳選されたものだ。また、彼のリストには「読むべき本トップ500冊」も示されている。
「読むべきリスト」に名が挙がる本を読むにはどれくらいの時間がかかるのだろうか?それを手助けするツールもある。ハリー・トンが作った『howlongtoread.com』というウェブサイトは、1冊の本を読み終えるのに必要な日数を教えてくれる。そのサイトは、1日に数分しか本を読む時間が確保できないという仮定に基づいている。しかし、読むスピードは人それぞれなので、サイトが示す時間はあくまで目安に過ぎない。
では、一生のうちに何冊の本を読むことができるのだろうか?
それを知るために、エコノミスト誌の2つの記事を見てみよう。2023年末、エコノミスト誌はアメリカ人の読書習慣について書いた。アメリカ人の成人の半数以上が、1年に11冊程度の本を読むと答えた。この情報をもとに、エコノミスト誌の別の記事は、シャーマンのリストのトップ500冊を読むには約45年かかると結論付けた。これは一生分の読書量だと言って良い。
しかし、心配する必要はない。名著の多くは短かくてすぐに読み切ることができる。例えば、『かいじゅうたちのいるところ』は10文の中に338語しかない。また、500冊すべてを読む必要はない。言語や出版年ごとに整理すれば、読書リストをより取り組みやすいものにすることができる。
名著を読むことは、時間を有効に使うことだ。さあ、読書を楽しもう!
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