火星へのロケット Rocketing to Mars
今回の記事は「火星へのロケット」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
But looking toward the future, long-distance human space travel will be based on plasma rocket technology, and that’s where the US is likely to leave other countries far behind.
しかし、将来を見据えると、有人長距離宇宙旅行はプラズマロケット技術に基づくものとなり、米国が他国を大きくリードすることになるだろう。
ボキャブラリー
Propel | verb | 何かを前進させるために動かす、押す |
---|---|---|
Fission | noun | 何かを二つ以上の部分に分割または分裂させる行為 |
Remarkably | adv | 注目に値する方法で;著しく |
Affordable | adj | 手頃な価格の;合理的に価格が設定された |
Enhanced | adj | 品質、価値、または範囲が向上した |
日本語訳
映画『スター・ウォーズ』では、遥か彼方の銀河の宇宙船が、青い光を放つ巨大なエンジンによって宇宙空間を推進される。その技術は、NASAが開発中のプラズマロケットという形で、まもなく現実のものになるかもしれない。
NASAはアリゾナ州を拠点とするHowe Industries社と共同で、わずか2カ月で火星に人類を送り込めるロケットの開発に取り組んでいる。米Gizmodoが報じたように、このロケットは核分裂(原子が分裂してエネルギーを放出すること)を利用してプラズマを放出し、「極めて高い燃料効率で」ロケットを推進する。
それに比べ、もし人類が既存の技術で火星に行くとしたら、総距離約1億4千万マイルを移動するのに9カ月もかかる。
プラズマ推進のアイデアは新しいものではない。NASAは2018年、パルス核融合(PuFF)プログラムを機にプラズマ推進に取り組み始めた。しかし、新しいプラズマシステムはよりコンパクトでシンプルなだけでなく、より手頃でもある。より重い宇宙船を運ぶことができ、有害な宇宙線からのより良い保護を船内の乗組員に提供することができる。その上、航行時間が大幅に短縮されるため、乗組員の放射線被曝や長時間の宇宙旅行によるその他の悪影響が軽減される。
プラズマロケットが開発されれば、宇宙旅行の限界は火星のさらに先まで押し上げられ、採掘やその他の資源を探索するために小惑星帯へのミッションが可能になるかもしれない。
しかし、その夢を実現するためには、まだ多くのやるべきことが残っている。計画のフェーズ1では、電力システムと必要なサブシステムの設計に重点を置く。フェーズ2では、強化されたエンジン設計の開発、試験、火星への有人飛行を保護できる宇宙船設計を検討する。
現在、火星探査はロボット探査機に限られており、その多くが火星に残されたままだ。しかし、将来を見据えると、有人長距離宇宙旅行はプラズマロケット技術に基づくものとなり、米国が他国を大きくリードすることになるだろう。
参考動画
ケルビン君の1ドルの物語を伝えています
SOURCE CBS News via YouTubeポッドキャストの続きは で!
月額1,000円〜 スマホで手軽に始めるビジネス英語学習
「マット竹内の1日5分ビジネス英語」ポッドキャストの英文記事スクリプトは、WISDOM SQUARE で提供のサービス 1日10分ビジネス英語 で配信されています。
1日10分ビジネス英語なら、ポッドキャストの英文記事スクリプトに加えて、内容理解クイズ、クイズランキングなどのコンテンツも充実しているので、ポッドキャストの内容の理解がさらに深まると同時に楽しく英語学習を進めていただくことができます。ポッドキャストから1歩進んだ英語学習をしたい方におすすめです。
1日10分ビジネス英語はスマートフォンでご利用いただけます。初回1ヶ月は無料でお試しが可能です!※1
是非この機会に1日10分ビジネス英語 をお試し下さい。
今すぐ無料お試しを申し込む※1 初めてご利用の方、1回限りとなります。