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  1日5分ビジネス英語

次世代のがん治療薬は宇宙産?! Next Cancer Drugs Could Come from Space

今回の記事は「次世代のがん治療薬は宇宙産?!」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

Katie studied how to make drug crystals in space when she was a student at the International Space University in 2022.

ケイティは2022年、国際宇宙大学の学生時代に宇宙で薬の結晶を作る方法を研究した。

 ボキャブラリー

Microgravitynoun人や物が無重力に見える状態
Chemotherapynoun急速に成長するがん細胞を標的とする薬剤を使用するがん治療の一種
Immunotherapynounがんなどの病気と戦うために、人の免疫システムの特定の部分を利用する治療
Hurdlenoun克服しなければならない障害や困難

 日本語訳

約1年前、微小重力を利用して宇宙で薬やその他のものを製造する計画を立て始めた企業があることを紹介した。(「Factories in Space」2023年3月28日号)。今、ますます多くの企業、特に新興企業が、宇宙がジェフ・ベゾスやイーロン・マスクのような金持ちの観光客やビジネスマンだけのものではないことを示している。

ケイティ・キングが立ち上げたロンドンのBioOrbit社は、がんと闘うためのタンパク質医薬品の製造に取り組んでいる。これらの薬は、静脈から投与するのではなく、皮膚のすぐ下に投与することができる。前者が今の医療現場では一般的だ。

しかし、なぜ宇宙で薬を作るのか?地球で同じように作ることはできないのだろうか?

これに答えるには、タンパク質から結晶を作ること、そしてなぜ宇宙で行うことが地球で行うよりも良いとされているのかを知る必要がある。

通常、がんの治療には化学療法が用いられ、急速に増殖するがん細胞を標的に薬剤を投与する。しかし、これらの薬剤は健康な細胞も攻撃するため、多くの副作用を引き起こす。免疫療法は新しい治療法であり、がん細胞の増殖を遅らせたり、止めたり、殺したりすることで、元から備わっている反撃作用を助けてくれるもので、より優れている。しかし、これらの薬剤は注射針を介して血液に注入しなければならず、患者はしばしば多くの時間を病院で過ごすことを強いられる。

皮下に注射するだけで薬を投与できれば、もっと簡単で痛みも少なくてすむのではないだろうか?そのためには、薬に含まれるタンパク質が完全な結晶を形成する必要があるが、地球上では重力が干渉するために難しい。

そこでBioOrbitとケイティ・キングの登場である。ケイティは2022年、国際宇宙大学の学生時代に宇宙で薬の結晶を作る方法を研究した。そして今、彼女はこのアイデアを宇宙で育てようとしている。Wiredによれば、BioOrbitは欧州宇宙機関から資金を得て、国際宇宙ステーション(ISS)でこれを近々試す予定だという。

それでも、ISSに搭乗するための長いウェイティングリストや、明確な法律のない宇宙ビジネスには厄介な公的認可の必要性などといった課題が立ちはだかる。

しかしながら、ケイティと彼女のチームがこれらの困難を乗り越えて成功を収めれば、がん患者が自宅で治療を受けられてより快適な生活を送ることができる未来があるかもしれない。

SOURCE CNBC via YouTube

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