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  1日5分ビジネス英語

ディープマインドから未来の素材 DeepMind’s Materials of the Future

今回の記事は「ディープマインドから未来の素材」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

Among the discovered materials, some have promising applications.

発見された物質の中には、有望な応用が期待できるものもある。

 ボキャブラリー

Groundbreakingadj新しいアイデアや手法を導入している;画期的な
Tenfold adjその10倍かそれ以上
Synthesizeverb異なるものを組み合わせて新しいものを生み出す
Autonomousadj(独自に)行動する、あるいはそうする自由がある
Glimpsenoun一瞬の、あるいは部分的な眺め

 日本語訳

Googleの一部であるDeepMindは、素材発見の分野でめざましい成果をあげました。既知の素材の範囲を大幅に拡大したのです。(=新たな素材を多数発見したのです。)これまでも、人間が発見した素材の種類は着実に増えており、1900年代初頭の数百から、2000年代には数十万にまで達しました。しかし、DeepMindの最新の成果によって、新たに38万1000種類もの安定素材が追加され、そのような素材の種類が10倍に増えることになりました。これまでは、このような安定した素材(分解しない素材)は2万種類しかありませんでした。

これらの物質は電池や超伝導体など、さまざまな用途に利用できる可能性を秘めています。

この偉業は、ローレンス・バークレー国立研究所のDeepMindのA-Lab施設で達成されました。ここでは、ロボットアームがシェフのように、ニッケル酸化物やリチウムカーボネートといったさまざまな材料を混ぜ合わせ、処理して新しい素材を作り出します。ロボットがさまざまな組み合わせを試し、220万種の新しい結晶の発見に至りました。その内、38万1千種が安定しており、潜在的に有用だと特定されたのです。DeepMindの新しいディープラーニングツールであるGNoME(Graph Networks for Materials Exploration)によって駆動されたこのプロジェクトは、素材科学における大きな飛躍を表しており、800年分の人間の知識に相当するものだと言われています。

発見された素材の中には、バッテリー用のリチウムイオン伝導体として使える528種類や、新しい超伝導素材として使用可能なグラフェン様構造を持つ5万2千種類など、有望な用途を持つものがあります。この革新は、科学的発見におけるAIの力を示すだけでなく、素材がコンピューターやロボットラボを使って自動的に設計・合成される未来を予見させます。素材プロジェクトの創設者であるKristin Persson は、これを素材設計と創造の未来の一端と見ています。

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