医師になってよかった Good to Be a Doctor

今回の記事は「医師になってよかった」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

First, as the large group of older people called Baby Boomers gets older, they need more healthcare.

まず、ベビーブーマーと呼ばれる大きな高齢者の層の高齢化が進み、より多くの医療が必要とされています。

 ボキャブラリー

 日本語訳

もしあなたが将来の職業選びに頭を悩ませている学生、あるいは、そのような学生をサポートする立場にあるのなら、きっとこんな大きな疑問を持っているでしょう：選んだ職業を楽しめるか？そして、収入は良いか？

しばしば、私たちは収入の多さに基づいて職業を選んでしまいます。また、アメリカではどんな職業が高収入なのかを見て考えることもあります。

アメリカの高給取りは医者です。2018年の研究によると、アメリカの総合診療医（内科医）は約218,713ドルを稼いでおり、一方、他の先進国の平均は133,723ドルでした。2023年7月の最新のデータによると、アメリカの医者の平均収入は約350,000ドルにまでなっています。さらに、専門医、例えば脳神経外科医は約920,000ドル、整形外科医は789,000ドル、がん専門医は709,000ドルを稼いでいます！

なぜ医者はこんなにも高給なのでしょうか？大きな理由の一つは医者不足です。これは、著名な経済学者たちが語る「供給と需要の法則」によるものです。アメリカにおける医者のように、不足しているにも関わらずその需要が高い場合、そのものの価値は上がります。

しかし、なぜアメリカは深刻な医者不足に悩んでいるのでしょうか？その答えにはいくつかの理由があります。まず、ベビーブーマーと呼ばれる大きな高齢者の層の高齢化が進み、より多くの医療が必要とされています。また、この世代の医者たちも引退を迎えています。さらに、アメリカで医者になるには大学卒業後約15年という非常に長い時間が必要で、その大変さから多くの人が途中で諦めてしまうのです。さらに、他国からの医者がアメリカで働くことは困難で、医師不足をさらに悪化させています。

医者という職業は人を助ける尊い職業であり、アメリカにおいては最も収入を得られる職業の一つでもあります。