2億3500万ドル:そこにあるようでも実は・・ $235 million: So Near, Yet So Far
今回の記事は「2億3500万ドル:そこにあるようでも実は・・」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Years later, when bitcoin's price went up, Stefan wanted to use his bitcoins.
Y数年後、ビットコインの価格が上昇した際、ステファンは自身のビットコインを使いたいと思いました。
ボキャブラリー
Fast forward | phrasal verb | ある地点や出来事に向かって素早く前進する |
---|---|---|
Jump to | phrasal verb | シリーズやプロセスの特定のポイントに素早く移動する |
Access key | noun | システムやデータへの入力やアクセスを許可する特定のキーまたはコード |
Secure | adj | 安全な |
Upset | adj | 不幸な、失望している、心配している |
日本語訳
時間の経過とともにビットコインの価値は大きく変わっています。今日、1ビットコインの価値は約$35,000です。数年前には$64,000のときもありましたが、そもそも2009年には$1以下でした。
2011年のことです。この時、1ビットコインの価値は約$2でした。ソフトウェアエンジニアのステファン・トーマスは、あるプロジェクトの対価として7002ビットコインを受け取りました。その時の価値は約$14,000でした。彼はアクセスキーをIronKeyというセキュアなUSBに保存しました。このUSBを開くためにはパスワードが必要でした。ステファンは、忘れまいとそのパスワードを紙に書きとどめたのです。
数年後、ビットコインの価格が上昇した際、ステファンは自身のビットコインを使いたいと思いました。しかし、彼はパスワードを思い出せず、そしてパスワードが書かれた紙も紛失してしまいました。IronKeyの問題点は、間違ったパスワードを10回入力すると、保存されているデータが消去されることです。ステファンは8回試した時点で実り無しでした。彼は、多額のお金を持っているにも関わらず、それを使えないという事実に悔しさを感じました。この話は2021年にインターネットで話題となりました。
時は流れ、2023年のこと。シアトルにあるUncipheredという会社が、IronKeyのパスワードをハッキングして解除することができると言い出したのです。彼らはWired誌のジャーナリストに実演まで行いました。彼らはステファンに協力を申し出ましたが、彼はすでに別のチームに作業を依頼していました。つまるところステファンは、Wiredの記事から言葉を借りれば、「あまりに貴重な無価値なUSB」を持ったままなのです。
Uncipheredは、ステファンが彼らに助けを求めに来るかどうかを待っています。我々はしばしばパスワードを忘れます。つまり、世の中にはロックされた財産がたくさんあるということです!
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