読んでよし、聴いてよし? A Good Read or A Good Listen?
今回の記事は「読んでよし、聴いてよし?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
In the end, whether to read or listen remains a matter of personal preference.
最終的には、読むか聞くかは個々の好みということになります。
ボキャブラリー
Debate | noun | 議論、論争 |
---|---|---|
Enrich | verb | 何かを追加することによって、何かの質を向上させる |
Cut down on | phrasal verb | 何かの量や数を減らす |
On-the-go | adj | 忙しく活動的で、短時間に多くのことをこなしている |
Savor | verb | 何かをじっくりと楽しむ |
日本語訳
1997年にAmazon Audible が最初の携帯用オーディオブックプレーヤーを発売したことで、本好きの間で「読むのと聞くの、どちらがいいのか?」という議論が始まりました。読むことでテーマをより深く理解したり語彙を増やしたり、あるいは、スクリーンタイムを減らしたりすることができる、という意見がある一方で、オーディオブックがあればマルチタスクができたり、目の疲れを軽減できたり、プロのナレーターによるドラマチックな朗読を楽しむことができたりする、と主張する人もいます。
驚くべきことに、オーディオブックのアイデアは約150年前にまで遡ります。蓄音機の発明者、トーマス・エジソンは、小説を円盤に録音して販売する出版社をニューヨークに設立しようと目論んでいました。その後、スウェーデンの学者エヴァート・ナイマノヴァーは、(発明には至らなかったものの)本の録音を再生する携帯「ささやき機」を構想していました。テクノロジーが追い付いて携帯用カセットプレーヤーが登場したのが1980年代のことです。
録音された本は1932年から存在しており、1950年代にはListening Libraryが主要な販売代理店でした。1980年代には、Waldenbooksなどの書店が「オーディオセンター」を設け、Random HouseやSimon & Schusterなどの大手出版社がオーディオ部門を立ち上げました。
1993年にウォール・ストリート・ジャーナルがオーディオブックの人気に疑問を投げかけたことで、この議論はさらに広がりました。しかし、2013年と2016年に同紙がオーディオブックを「出版業界での成長分野」と評価したことで、状況は変わりました。この成長は、スマートフォンの普及と私たちの忙しい生活によって加速されました。
オーディオ出版協会によれば、2016年のオーディオブックの売上は21億ドルで、前年比で18.2%増加しました。今のところ、世界のオーディオブック市場は53億ドル以上で、今後7年間で年間26.4%の成長が見込まれています。一方で、書籍市場は1.9%ずつしか成長しないと見られています。
それでは、読むための本はなくなるのでしょうか?まずないでしょう。一言一句を大切に読む「深読み」の愛好者は、この先もいるはずです。最終的には、読むか聞くかは個々の好みに落ち着きます。
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