ロボットに戦闘を任せるべきか? Should We Entrust Robots with Combat?
今回の記事は「ロボットに戦闘を任せるべきか?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
But with these benefits come serious concerns.
しかし、これらの利点には深刻な懸念も伴います。
ボキャブラリー
Transformation | noun | 何かの性質や形に起きた大きな変化 |
---|---|---|
Advent | noun | 何か重要なものの到着や創造 |
Potent | adj | パワフルな、効果的な |
Surge | noun | 突然の力強い動きや増加 |
Disastrous | adj | 大きな損害や苦痛をもたらす |
日本語訳
戦争は時代とともに劇的な変化を遂げてきた。まず、中国の唐の時代に火薬が登場した。その後、第二次世界大戦では核爆弾が誕生した。そして今日、私たちは次の変化を目の当たりにしている。人工知能(AI)とロボット工学を駆使した戦争である。
無人ドローンやロボット船など、AIが操作する戦争技術は、ウクライナのような最近の紛争でその有効性が証明されている。世界中の国々が、AIやロボティクスを活用したこの新しい戦争の時代に向けて準備を進めている。中国、インド、ロシア、イギリスなど、多くの国によって有能な自律システムが開発されている。批評家たちは、こうした自己制御型の戦争システムを、独自に標的を特定し排除する「殺人ロボット」と呼んでいる。
致死的自律兵器システム(LAWS)の急増は、1945年以降の核軍拡競争に似ており、無視できない。これらの兵器が有利なのは間違いない。人間の犠牲やミスを減らしながら戦えるからだ。また、AIの迅速なデータ処理によって、正確な戦力提供やより安全な地雷探知も可能になる。
しかし、こうした利点には重大な懸念も伴う。「殺人ロボット」には人間の判断力が欠けており、それが悲惨な結果を招く可能性がある。自律型兵器が不当な危害をもたらした場合、その非は誰に向くのだろうか?設計者、軍の指導者、それとも兵器そのものなのか?
自律型兵器の進歩を完全に食い止めることは不可能に思えるが、致死的自律兵器システム(LAWS / Lethal Autonomous Weapons Systems) に対する厳格な規制は重要である。攻撃用兵器の開発に注力する代わりに、AIを防衛システムやセキュリティの強化に使うこともできるだろう。そして、人間がこれらの兵器をコントロールし続けることが不可欠だ。結局のところ、機械が勝手に引き起こした世界大戦など誰も望むものではないからだ。
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