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  1日5分ビジネス英語

アムステルダム、クルーズ船観光に対抗措置 Amsterdam takes action against cruise ship tourism

今回の記事は「アムステルダム、クルーズ船観光に対抗措置」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

In 2022, French Polynesia also decided to limit cruise ships.

2022年にはフランス領ポリネシアもクルーズ船の運航を制限することを決定した。

 ボキャブラリー

Tourismnoun楽しみのため、観光のため、リラックスのために旅行すること
Limitverb何かを特定の範囲内に保つ、コントロールする、制限する
Environmentnoun土地、水、空気、植物、動物を含む自然界;環境
Regulationnoun何かをどのようにすべきかを示す公式の規則や法律
Protect verb危害や損傷から守る

 日本語訳

観光はその土地にとって素晴らしいものであることが多いが、観光客が多すぎると問題が発生することもある。一度にたくさんの人が一か所にやってくると、その土地の資源やシステムに負担がかかる。さらに、文化にも自然にも害を及ぼし、公害などが増加する可能性もある。

このような問題から、観光地の中には、訪れるクルーズ船の数を制限しようとしているところもある。イタリアのベネチアはその先駆けのひとつだ。2021年8月、ベネチアのラグーンに大型クルーズ船が入港できなくなった。これは、そこに住む人々や環境に配慮する人々が、これらの船が引き起こす損害を心配したためである。大きな国際機関であるユネスコは2019年にこの問題について警告していた。

2022年、フランス領ポリネシアもクルーズ船の制限を決定した。クルーズ船は3,500人以上の観光客を乗せてはいけないというルールを決めたのだ。また、最も人気のあるボラボラ島を訪れることができる観光客は、1日に1,200人に限られた。

オランダのアムステルダムも似たようなこと導入し始めた。Business Insiderによると、彼らは観光を制限し、環境を保護したいと考えている。毎年、100隻以上のクルーズ船が70万人の観光客をアムステルダムに連れてくる。時には、毎月の観光客の数は、アムステルダムに住んでいる人口(80万人)よりも多いこともある、とブルームバーグは述べている。観光客の中には、公共の場で泥酔したり、ドラッグを買ったりする人がおり、それが街の文化を変えたり、規制なしにマリファナを売る店が増加したり、といった問題を引き起こしている。

アムステルダムは観光を制限するさまざまな方法を考えている。例えば、中心街における観光客向けショップの新規立ち上げ禁止や、繁華街におけるAirbnbのようなサービスの制限、パブやクラブの閉店時間の変更などだ。しかし、最大の変化はクルーズ船を禁止することだと言えそうだ。そうすることで、観光客が増えすぎることによる問題が減り、アムステルダムの環境保護にもつながるはずだ。

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