核廃棄物論争 Nuclear waste controversy
今回の記事は「核廃棄物論争」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Still, Florida and Japan are not doing the same thing.
とはいっても、フロリダと日本は同じ状況に身を置いているわけではない。
ボキャブラリー
Radioactive | adj | 電離放射線または電離粒子を放出する、または放出に関連する |
---|---|---|
Approve | verb | 何かを正式に受け入れる、または許可する |
Oppose | verb | 何かや誰かに反対する |
Criticize | verb | 誰かや何かの行動や振る舞い、あるいは何かの状態や状況に対して不賛成を表明する |
In contrast | other | 2つ以上の物事の違いを強調したり、明確にしたりするのに使われる |
日本語訳
シンプソンズのアニメを見たことがある人なら、核廃棄物といえば、液漏れのする樽に入った毒々しい緑色の液体というイメージがあるかもしれない。しかし現実の世界では、核廃棄物はもっと安全に保管されている。それでも、放射性物質のリスクを心配する人は多い。
最近のことだが、アメリカと日本で起きたある二つの出来事が、この心配を無視しているように見える。(リスクを心配する世論をよそに、アメリカと日本である二つの出来事が起こった。)フロリダ州のロン・デサンティス知事は、肥料を作る際に出る放射性廃棄物であるリン酸化石膏を道路建設に使用する法律を承認した。同時に、国際原子力機関(IAEA)は、損傷した福島原子力発電所からの廃水を太平洋に放出するという日本の計画を承認した。
世論はこれらの決定を批判している。フロリダ州の抗議者たちは、放射性廃棄物が水に害を及ぼしたり、道路作業員の発がんリスクを高めたりする可能性があると述べている。アジアと太平洋の多くの国々が、日本の安全対策に疑問を呈している。中国は、「海は日本の私的な下水道ではない」、と批判した。
とはいっても、フロリダと日本は同じ状況に身を置いているわけではない。
日本は、放出するのは処理済みの廃水であり、その処置はさまざまな国で採用されているものだと主張している。しかし、オリンピックサイズのプール500杯分という大量の廃水は、やはり人々を不安にさせる。日本は、2024年初頭には福島の貯蔵タンクが満杯になるため、放出は安全で必要なことだと言っている。
対照的に、危険な放射性物質であるリン酸化石膏を使用するというフロリダの決定は、より批判の余地がある。活動家だけでなく、生物多様性センターや環境保護庁(EPA)などの団体も反対している。EPAは、EPAからの承認無くしては、放射性廃棄物が道路建設に使用されることはないと述べている。
日本の決定はすぐにでも関門を通過するかもしれないが、フロリダの新しい道路建設のアイデアはしばらく時間を要するかもしれない。
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