壁にぶつかる Hitting the Wall
今回の記事は「壁にぶつかる」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
By the time you read this, you'll probably know the answer.
これを読む頃には、おそらく答えがわかっていることでしょう。
ボキャブラリー
To carry the weight of | other | 負担する、責任を負う |
---|---|---|
The big picture | other | 全体像 |
To take a nosedive | other | 価値や品質が急速に低下する |
Smooth sailing | other | 難なく進むこと |
To stand one's ground | other | 反対されても自分の立場や意見を貫く |
日本語訳
新興国だけが債務の重荷を背負っているというのは、一般的な俗説です。実は、アメリカのような一流国でも、債務危機に陥ることがあるのです。そのとき、それは単にバケツの中の一滴ではなく(ちょっとした問題ではなく)、世界的な問題となるのです。
ここでいう「ビッグピクチャー(物事の全体像;大局)」とは?
1月19日、米国は債務の壁に激突しました。なんと31.4兆ドルです。これは、米国財務省が負担できる最大の債務額となります。米国は薄氷を踏む思いで、議会が6月5日までに債務上限を引き上げない限り、借入金の返済ができなくなる可能性があることを示しています。
米国が債務不履行に陥れば、米国と世界経済にとって厳しい試練となるでしょう。軍事費の削減、Medicareの削減、社会保障の問題、国内のレイオフなどにつながります。さらに、ドルの信頼性に疑問が生じ、世界中の株式市場が急落することになってしまいます。
「なぜそれほどまでに大騒ぎをするのですか?」と疑問に思われるかもしれません。また、「議会は上限を引き上げて危機を解決できないのでしょうか?」と思うことでしょう。
理論的には、その通りです。しかし、実際には、順風満帆とはいきません。1960年以降、議会は78回、債務上限を引き上げているのです。しかし、この10年間、この問題をめぐる議論は、まるで卵の殻の上を歩いているようでした。(とても慎重にならざるを得ませんでした。)というのも、2013年、これらの議論は政府を閉鎖に追い込み、2021年にも同じことが繰り返されるところだったからです。
要するに(例えて言えば)、議会は、子供がクレジットカードを使い切るのを何度も許した挙句、限度額の引き上げに反対する親のようなものなのなのです。
バイデン政権は、共和党のケビン・マッカーシー党首と、もう2年間上限を引き上げることで合意に達したと主張しています。しかし、この決定は6月1日の投票で勝ち取ることができるのでしょうか?米国は初めて債務不履行に陥るのか、それとも一時的な解決策があるのか・・・。この記事を皆さんが読む頃には、おそらく答えがわかっていることでしょう。
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