ISSの遺産と世界の宇宙協力の未来 The ISS Legacy and the Future of Global Space Cooperation
今回の記事は「ISSの遺産と世界の宇宙協力の未来」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
In its 25-year history, the ISS has welcomed over 250 guests from 20 countries, significantly benefiting science and medicine.
25年の歴史の中で、ISSは20カ国から250人以上のゲストを迎え、科学や医療に多大な恩恵を与えてきた。
ボキャブラリー
Deorbit | verb | 宇宙船を軌道上から降下させる |
---|---|---|
Remnants | noun | 何かの残り少ない量 |
Ingenuity | noun | 巧みさ、独自さ、工夫 |
Cherish | verb | (誰か)を愛情をもって守り、世話する |
Fund | verb | 何かの代金を支払うためにお金を用意する |
日本語訳
国際宇宙ステーション(ISS)は、国際協力の素晴らしい例である。1998年にロシアのザリヤモジュールを皮切りに打ち上げられたISSは、アメリカなどの国が部品を提供することで拡大し、宇宙で最も大きな人工物となった。しかし、残念ながら、ISSの寿命は尽き、太平洋でその役目を終えることになる。
25年の歴史の中で、ISSは20カ国から250人以上のゲストを迎え、科学や医療に多大な恩恵を与えてきた。しかし、年間30~40億ドルという高額な維持費とハードウェアの老朽化により、潜在的なリスクを抱え、引退を迎えることになった。米国とロシアの間の緊張の高まりも、この決断の一因となっている。
最後のクルーがISSを訪れるのは、2026年。彼らが去った後、ISSの軌道離脱のプロセスが始まる。ISSは地球の大気圏に戻され、そのほとんどが燃え尽き、残骸は2031年に太平洋に落下する予定だ。
では、ISSの次に来るものは何なのか?(ISSがなくなることによって)浮いた年間約30億ドルは、月や火星のミッションなど、NASAの新しいプログラムの資金となる。また、国際的なパートナーを巻き込んで、月の近くに新しい宇宙ステーション「ルナ・ゲートウェイ」を計画する予定だ。このような新しいプロジェクトがあっても、ISSが残した国際協力、科学的成果、人類の創意工夫という遺産は、常に後世の人々に記憶され、大切にされることだろう。
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