科学からみた「食」について:Bunge社のお話 Scientific side of food: The Bunge story
今回の記事は「科学からみた「食」について:Bunge社のお話」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Bunge operates 15 “innovation centers” in nine countries, where 200 scientists work on discovering new ingredients and refining recipes.
Bunge社は9カ国に15カ所の「イノベーションセンター」を持ち、200人の科学者が新しい原料の発見とレシピの改良に取り組んでいます。
ボキャブラリー
Disrupt | verb | 中断または妨害し、正常な継続または活動を妨げる |
---|---|---|
Scarce | adj | 需要に対して不足している;希少である;容易に入手できない |
Equip | verb | 特定の目的のために、誰かまたは何かに必要なものを提供する |
Bounce back | phrasal verb | 困難な時期や挫折から立ち直る |
Optimistic | adj | 未来に希望と自信を持つ |
日本語訳
ウクライナ紛争の影響で、黒海を経由する貿易、特に農産物の輸出が支障をきたしています。食品会社は、製品の味や品質を落とさずに代替原料を探すという課題に直面しています。アメリカの農業商社Bunge社は、かつてロシアやウクライナの主要輸出品であったヒマワリ油などの希少な原料の代替品を開発するための科学研究に投資し、この逆境をむしろチャンスにしています。
Bunge社は、9カ国に15カ所の「イノベーションセンター」を運営し、200人の科学者が新しい原料の発見やレシピの改良に取り組んでいます。同社は、ヒマワリ油の輸入に頼っていたところを、パーム油やキャノーラ油などの代替品にシフトを行っています。Bungeは、科学の力を用いて、サラダドレッシング、クッキー、チップス、パンなどの製品を味や品質を変えずに顧客に提供しているのです。
もともと穀物ディーラーだったBungeは、2017年、セントルイス近郊に食品製造設備を備えた大規模な複合施設「イノベーションセンター」を初めて開設しました。それ以来、Bungeの科学者たちは、代替食品の研究とテストを続けています。
2017年には米中貿易摩擦による打撃などの困難があったものの、Bungeは立ち直り、今ではユニリーバやロッテ社などの大企業に農産物を供給しています。Bungeの社長であるAaron Buettnerは、ロシアとウクライナの紛争が続く中、「解決すべき製品開発の課題はたくさんあり、どれもワクワクするものだ。」と述べ、楽観的な姿勢を崩していません。
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