米中間の風船論争 Balloon Controversy Between US and China
今回の記事は「米中間の風船論争」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
However, the incident was just the tip of the iceberg.
しかし、この事件は氷山の一角に過ぎない。
ボキャブラリー
controversy | noun | 論争;論議 |
---|---|---|
espionage | noun | スパイ行為、偵察、スパイ |
jurisdiction | noun | 司法権、裁判権 管轄 |
high-altitude | noun | 高高度 |
embroil | verb | 争いなどに人を巻き込む、反目させる |
日本語訳
世界で最も強力な2つの国が、風船をめぐる奇妙な対立に巻き込まれた。2月上旬、米国は自国の領空上空に高高度の気球を発見したが、その正体は何日も不明のままであった。結局、米国はこの気球を、米軍の情報収集を目的とした中国のスパイツールであると判断し、撃墜した。一方、中国側は、気球は迷子の気象観測装置であると主張した。
しかし、この事件は氷山の一角に過ぎない。米軍はその後、領空内でさらに3機の気球を確認したが、いずれも破壊された。しかし、その残骸が回収されていないため、これらの物体の目的は不明のままである。中国は本当に米国領空にスパイ気球を展開しているのか、それとも主張されているように単なる気象観測の道具なのか?
米国は、中国が40カ国以上で気球を使ったスパイ網を維持していると非難している。中国側はそのような活動を否定し、自国領空上空で米国のスパイ気球を検知していると主張している。一方、日本は近年、自国の領空で観測した未確認物体が中国のスパイバルーンではないかとの疑念を表明している。
この奇妙な対立は、領空管理に関する国際的な取り決めに関する重要な問題を提起している。既存の協定では、高度6万フィートまでの領空を管理することが定められているが、それ以上の高度を飛ぶ物体に対して、各国がどのように管轄権を主張できるかは不明なままである。今回のような事態を考えると、そろそろ協定を改正し、宇宙空間まで自国の領空を管理する権利を確保する必要があるのではないだろうか。
結局のところ、風船に限った話ではなく、空を支配するのは誰かをめぐる争いが意味するところは大きいのです。
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