イギリスの 「ワークレス」症候群 Britain’s “worklessness” syndrome
今回の記事は「イギリスの 「ワークレス」症候群」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
There are already a lot of people over 65 who want to join the "unretirement club."
65歳以上で "アンリタイアメント・クラブ "に入りたがっている人はすでにたくさんいる。
ボキャブラリー
workforce | noun | 労働力;国または地域で働くことのできる人数 |
---|---|---|
contribute | verb | 何かを引き起こすことに役立つ |
columnist | noun | コラム欄執筆者;コラムニスト |
shrink | verb | 縮小する;大きさまたは量が少なくなること |
benefit | noun | 恩恵;安寧を助長する何か |
日本語訳
新しいデータによると、現役世代のイギリス人の約20%(900万人)が、働きもせず、仕事も探さない状態だという。さらに不思議なことに、彼らの多くは50代で退職した人たちだ。
なぜ、イギリスでは仕事を辞める人が多いのだろうか。
Financial Timesによれば、人々が早期退職するのは、病気や体調が悪いからではなく、むしろ、早く引退したいだけだからだという。また、パンデミックの時にもらった手当で、働かなくてもいいような気になり、それが仕事をやめることにきっかけになった人も多いという。 仕事を探そうとしない人の数は毎月増え続けるばかりで、今年の6月から8月にかけてその人口は16万9000人増えた。やはり、労働人口の減少は経済にも影響を及ぼしている。
Financial Timesの寄稿編集者でコラムニストのCamilla Cavendishは、数年後には、当国は失った労働者を取り戻すことができるかもしれないと述べる。早期退職した人の多くは、目的意識を失ったり、インフレの影響を感じたりして、すぐに仕事に戻るかもしれないというのだ。手持ちのお金では光熱費や食費をまかなえないと分かれば、考えを改めざるを得なくなることもあるのだろう。65歳以上で 「アンリタイアメント・クラブ」に入りたがっている人は、すでにたくさんいる。労働者が足りない雇用情勢の中で、雇用主が彼らに柔軟な仕事を与えることを喜んでいるからだ。
つまり、イギリスでは2つのことが起こっているのだ。50歳から64歳までの現役の数百万人は早く引退したいと思っており、一方、65歳以上の200万人近くは仕事に戻りたいと思っている。
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