ワールドカップの嵐 Storm in a cup
今回の記事は「ワールドカップの嵐」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Environmentally too, the Qatar games will emit 3.6 million tons of CO2, which will be only 0.01% of total global emissions this year.
環境面でも、カタール大会は360万トンのCO2を排出するが、これは今年の世界の総排出量の0.01%に過ぎない。
ボキャブラリー
bribe | noun | 賄賂 |
---|---|---|
peeved | adj | イライラした |
make up | phrasal verb | 構成する;成り立っている |
affirm | verb | ~を支持する |
controversy | noun | 議論;物議 |
日本語訳
ドーハでワールドカップが開幕した。
11月20日の初戦の前から、このイベントは嵐を巻き起こした。2010年、2022年大会の開催地にカタールが選ばれた時、気温が華氏100度を超えることもある国で開催するのは訳が分からない、という声が上がった。そして、カタールに投票したFIFA関係者は、賄賂を受け取り、不正を働いたと非難され、また、カタール内では人権がないがしろにされ、少数民族が差別され、社会生活に制限が加えられているとも言われた。カタールがこれまでも移民労働者を酷使していた過去や、開催地が決定されて以来、6500人以上の移民労働者が死亡したこともニュースになり続けている。
そして、経済的な要因もある。2022年大会は史上最高額の2200億円の支出があり、チケット販売やグッズ販売による直接収入が約70億ドルと過去最高であるにもかかわらず、開催国はそれを回収できそうにない。さらに、近未来的な8つのスタジアムを含むインフラの増強は、大会終了後、ほとんど無駄になってしまう。
しかし、こうしたマイナス面は、東洋の、しかも初めてのイスラム圏での開催に腹を立てた欧米諸国が作り出したものなのだろうか?カタールを擁護する『エコノミスト』誌の記事は、そのような結論に達しているようだ。
まず、カタールの社会的自由の欠如は、前回の開催国ロシアやオリンピック開催国中国にも見られたとしている。第二に、カタールはアメリカやヨーロッパよりも外国人労働者を歓迎しており、生粋のカタール人は労働人口の12%に過ぎないとしている。環境面でも、カタール大会は360万トンのCO2を排出するが、これは今年の世界の総排出量の0.01%に過ぎないというのだ。
このような問題や欧米の偏見の中で、カタール王国が世界の舞台でドーハの地位を確かなものにするには、ワールドカップの円滑な開催が必要になるだろう。
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