火中に投機せよ! Throwing money into fire
今回の記事は「火中に投機せよ!」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Because of this, firetech companies could be a big part of keeping the future of our planet safe.
このため、ファイアテック企業は、地球の未来を安全に保つために大きな役割を果たす可能性がある。
ボキャブラリー
budding | adj | 新たに芽生えた;始まったばかりの |
---|---|---|
volunteer | noun | 奉仕活動家;有志;強制されるのではなく、自分から進んで何かを(特に人助けを)する人 |
environment | noun | 環境;周囲の状況 |
climate | noun | 気候;現在の姿勢;基準;状態 |
property | noun | 誰かが所有しているもの;不動産 |
日本語訳
マイクロテック、フィンテック、ナノテック、ポリテック、パイロテック、バイオテックなどは聞いたことがあるだろう。それでは「ファイアテック」はご存知だろうか?文字通り、火にお金を投じる新しい産業である。
このセリフがパズルのように聞こえたら(この言葉の意味がピンとこなかったら)、その意味を解き明かしてみよう。
ここ数年、アメリカ西部、カナダ、オーストラリアでは山火事が頻発し、生命や財産に多大な被害を及ぼしている。空高くまで登る山火事の火煙は、環境や天候に直接影響を与える。また、大規模な山火事のたびに、産業や経済に莫大な損失がもたらされる。例えば、2018年に起きたカリフォルニア州の火災だけで、同州は1480億ドル以上の損害を被った。
政府が懸命に消火活動をしていても、火災を早期に発見したり、効果的に消火するための適切なツールがない(足枷になっている場合が多い)。そこで登場するのが、テクノロジーを使って山火事と戦う「ファイアテック」(という概念)だ。
金融テクノロジー企業WePayを立ち上げたBill Clerico。彼は2017年に同社をJPMorganに売却し、サンフランシスコに近いメンドシーノ郡に移住した。しかし、すぐに山火事の現場に遭遇し、ボランティアで消防士として活躍した。そこで、新しいテクノロジーを使って、それを山火事対策に役立てるというアイデアを思いついたという。彼は今、Convective Capitalという新しいベンチャーキャピタルの経営パートナーであり、山火事を発見し阻止するためのハイテクツール(「ファイアーテック」と呼ばれる)を作っている新興企業に資金を与えるために3500万ドルを調達することに成功している。
ファイアテックが小さな市場だと思ったらそれは大きな誤解だ。この分野では、200社近くの新興企業が活動している。気候の変化に伴い、山火事はより頻繁に起こる可能性が高い。このため、ファイアテック企業は、地球の未来を安全に保つために大きな役割を果たす可能性がある。
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