過去の遺産と向き合う企業 How will the organization face the legacy of the past?
「過去の遺産と向き合う企業」これまでとは少しだけ違った角度から企業をみていくことにしましょう。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Many long-standing companies still lead the sector today.
多くの老舗企業は現在もその分野をリードし続けています。
ボキャブラリー
plaque | noun | 記念碑または識別碑 |
---|---|---|
sabotage | noun | サボタージュ、妨害[破壊]工作 |
transparency | noun | 明確で透明感のある品質, 透明(度)、透明性 |
put-up | phrasal verb | を表示する。建てる、建築する、揚げる |
heroic | noun | 勇気ある人々の、またはその関係者 |
日本語訳
ボルチモア大学の助教授であるSarah Federmanは、組織が従業員や顧客のために過去の不正行為をどのように管理しているかを調査しています。
多くの老舗企業は現在もその分野をリードし続けています。
第二次世界大戦後、フランス国有鉄道SNCFは、戦時中にその勇敢さから英雄として称賛されました。しかし、最近の議論や訴訟で、SNCFが75,000人のユダヤ人などを「死の収容所」(ホロコースト)への強制送還に協力したことが明らかになりました。彼らは悪役であり、犠牲者であり、そしてヒーローとなりました。
1990年代に初めてある生存者が語り始めたことから、SNCFの過去の歴史が話題になりました。 CEOの多くも戦後の英雄物語があったためにその事実を知りませんでした。ごく少数の鉄道員がサボタージュや援助などに手をかしていました。それでも、彼らはこの英雄的な物語を真実だと信じて語り続けたのです。
では、こうした老舗企業はどのように対応すればよいのでしょうか?Rail Franceは、公の場で発言し、記念(後世に残す)することを約束しました。 彼らはフランスのホロコースト博物館Mémorial de la Shoahを支援することにしたのです。 そしてユダヤの人々が連れ去られた場所にはプレートを設置しました。
長い歴史を持つ企業は、時に過去を清算することから始めなければならない。
組織の透明性を保つこと。そして、過去と誠実に向き合うことが、持続可能な経営につながるのです。
ポッドキャストの続きは で!
月額1,000円〜 スマホで手軽に始めるビジネス英語学習
「マット竹内の1日5分ビジネス英語」ポッドキャストの英文記事スクリプトは、WISDOM SQUARE で提供のサービス 1日10分ビジネス英語 で配信されています。
1日10分ビジネス英語なら、ポッドキャストの英文記事スクリプトに加えて、内容理解クイズ、クイズランキングなどのコンテンツも充実しているので、ポッドキャストの内容の理解がさらに深まると同時に楽しく英語学習を進めていただくことができます。ポッドキャストから1歩進んだ英語学習をしたい方におすすめです。
1日10分ビジネス英語はスマートフォンでご利用いただけます。初回1ヶ月は無料でお試しが可能です!※1
是非この機会に1日10分ビジネス英語 をお試し下さい。
今すぐ無料お試しを申し込む※1 初めてご利用の方、1回限りとなります。