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  マットBlog

Debate ディベイト

Debateの本場と言えば英国なのでしょう。その英国で発刊されかつ政治家から一流ビジネスリーダーに支持されている雑誌The Economist. この雑誌のオンライン版ではいつも激しいディベイトが繰り広げられています。 今、議論を闘わせているお題は This house believes that state capitalism is a viable alternative to liberal capitalism. つまり「国家資本主義が自由主義の資本主義への現実的代案であると、我々は思っている。」 This houseをどのように訳せば良いのか不明でした。 恐らく、このディベイトを主催者側という意味なのでしょう。 ディベイトはご存知の通り、2者間(グループの時も)に分かれて与えられたStatementに賛成 Defending the motion と反対 Against the motionの立場からあくまでも論理的に主張していく、ある意味で討議ゲームのようなものです。ただし、自分個人の意見として賛成だと思ってもディベイトの中では反対側を持たされて議論を進めなければならないのです。 現在、サイトには65のコメントが賛成反対で投稿されています。 以下の投稿などは、国家資本主義に対してかなり懐疑的です。国家資本主義では経済を支えられない。マクロ経済政策こそが経済を回復させることが可能なんだ、としています。
Dear Sir, State capitalism is not the promoter of economic resilience; good macroeconomic policies are. Resilience comes from good management of macro policies, which was never linked to Leviathan's presence in the history of economy. State capitalism is conservative, therefore creates less instablity in the economic system. However, it cuts innovation. No current superpower (USA, Europe, Japan) grew without innovation. In the case of Bric countries, they need innovation as a strategic thrust, to bring new ways of work, new ideas and increasing the growth potential in the long term.
結局、我々も母国語でもここまで議論ができるかどうか本当に疑わしいのですが、これを英語で行ったとしたらどうでしょう。ある意味でそれが出来てはじめて国際人とよばれるのではないでしょうか。 サイト上で熱く繰り広げられている議論を読みながら今夜はふとそんな事を思いました。